空色の彼方へ

空色の彼方へ

夏の終わりに



妙に心に響くのは

あの日と同じ花火の音


夜になって昼とは違う涼しさをはらんだ風が吹き

私を包み込む

星が輝く夜空の下二人で歩いたあの道を

私は夜に歩くことはできない

切なすぎて立っていられなくなる


この夏の終わり

久しぶりに

君を思って涙を流しました

それは一番やってはいけないこと

わかってた

けど、もう、抑えることはできませんでした

幸せだったあの日々が

今となっては私を傷つけます

                               2007.9.1



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