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電脳コイル 第4話「大黒市黒客クラブ」
ハイレベルな作画と丁寧な人物描写に好感が持てる本作。今回は、イサコが転入生としての洗礼を受け、ダイチ達と 電脳バトル
を繰り広げる話だった。やっていることはハッカー同士の攻防だが、それが見事に視覚化されているために、緊迫感溢れるバトル物に仕上がっている。特にフミエ×イサコ戦はスピード感があり、目まぐるしく攻守が入れ替わるのでハラハラしてしまった。騙し騙され、お互いに頭を捻った戦い方をするのがカッコイイ。
つーか、イサコは本当に小学生か!?(笑)。
転入生に電子攻撃を仕掛けるダイチ。またポップアップする宣伝バナーって所が、リアルに迷惑極まりない(笑)。この時流れるBGMが見事に状況を演出していて感心した。
操作せずにダイチの攻撃を凌いだイサコは、どうやら「イマーゴ(image?)」という隠し機能を使用しているらしい。そういえば、彼女は目を赤く光らせるだけで操作していたしね。
しかし、修復ダウンロードの値段がリアルに恐怖だなぁ(笑)。「お年玉~年分」という表現も、子供に大打撃であることが分かりやすくて良い。
イサコと何とか仲良くなろうとするヤサコだったが、近づくほどに強く拒絶されてしまう。とりあえず、本人も了承していないあだ名で呼んでしまうヤサコは勇者だと思った(笑)。
イサコの言葉が鋭すぎてドキドキしてしまったよ。これは、 イジメ問題
も取り上げていくつもりなのだろうか。イサコの言葉からすると、彼女自身コミュニティから孤立していて、「自らの意思で孤立している」と思い込むことで自らを保っているようだ。まああの性格じゃあなぁ。閉鎖されたコミュニティである日本社会では「空気を読んで周囲に合わせ、個性を殺して溶け込むこと」こそが最重要課題ですよ。
出る杭は打たれる
のだ。
やっぱりイサコは、ヤサコのいじめられッ子アンテナに引っかかったんだろうな。
ダイチとの電脳バトル。「追跡君」とか「直進君」とかいちいち名前が可愛いくて、それだけにシュールさが増す。オレンジ色のワープ空間は、空間の設定ミスをダイチが改良したものなのか。意外に凄い奴だな。あと、探知が遅いダイチの為に情報を流してやるフミエはいい娘だ。
本気になったイサコが凄まじくカッコイイ。
乱雑に積上げられた机や椅子がまた退廃的な サイバーパンク
の雰囲気を醸し出していて素敵。メガネを壊された舎弟が直接攻撃してくることを予想して、罠を設置しておく策士なイサコ。最後はダイチの技を使って撃退完了。
緊迫感溢れるBGMと共にフミエとの戦闘開始。「お待たせ」と、悪役丸出しで言うイサコには痺れた。ラストはショートカットを使うことで辛くも勝利するフミエ。手に入れた情報は殆ど壊れていたが、かろうじて「ミチコさん」という記述が読み取れるのだった。
前回に引き続き、「イマーゴ」や「ミチコさん」といった新しい謎が次々に出てくるのでちょっと混乱気味。「メタバグ」「鍵穴」「4623」「キラバグ」「サッチーの秘密」「イリーガル」「暗号屋の目的」等々いまだ不明なことが多いので何だか気持ちが悪いが、そんな不備を補って余りある迫力満点の電脳バトルには素直に感動した。これ、下手なバトルアクションアニメより断然アクションしてるよ!
今後語られるであろう、ヤサコのバックグラウンドや鍵穴の話、イサコの目的、メタバグの正体…とワクワクが止まらない。とにかく今後も期待大です!イサコのヘソだしに 仄かなエロス
を感じる艦長セリオでした。
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参照リンク
http://honwoyominagara.seesaa.net/article/43769902.html
http://mossy.moe-nifty.com/brilliant_corners/2007/06/4_1435.html
女王様・イサコの「出ておいき!」に惚れ… 2007.07.15
今回は浴衣祭り!イサコの持つ退廃的な色… 2007.07.01
密室で展開される二人芝居が舞台っぽくて… 2007.06.24 コメント(2)