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電脳コイル 第6話「赤いオートマトン」
段々と設定が明らかにされてきた本作。今回は、ハラケンの正体を探るために ストーキング をするヤサコとフミエの姿が描かれた。イサコと繋がっているらしいバイク乗りの正体が早々に明かされたのはびっくり。いや、まさかハラケンの叔母さんだったとは…。点と線が少しずつ繋がり、おぼろげながら物語の全体像が見えてきた気がする。
サッチーがハラケンのペットであるならば、奴は体制側の人間だ!とばかりに彼を警戒するフミエとヤサコ。「 どこにでもいる普通のハラケンよね… 」という台詞には笑ってしまった。綺麗な日本語を重視している番組だが、所々にこういう 子供っぽい言い回し が挿入されていて面白い。「ちょっとハラケンにつらくない?」とか(「つらく当たりすぎじゃない?」が正しいよね)。
サッチーについての調査を開始するフミエ達。この番組で「 縦割り行政 」なんて言葉が出てくるとは思わなかった(笑)。管轄官庁が違うからサッチーは入れない、っていう発想が極めて現実的で苦笑した。「省」ではなく「局」となっていたけど、この世界では国営事業の権限が各県に委譲されてたりするのだろうか。それとも大黒市だけ独立したシステムなのかな(モデル都市みたいだし)。
神社の中からサッチーの探索範囲や攻撃目標の傾向を調べる二人。このノスタルジックな雰囲気がホント「 夕闇通り探検隊 」みたいで楽しい。あれはどこか懐かしく、怖くて、ワクワクドキドキして、ちょっとホロリと出来る良いゲームだった。フラグ立てがきついのと、いくつかあるバグに目をつぶれば素晴らしいゲームですよ。電脳ペットやメガネに少しでもバグがあると容赦なく削除されちゃうのか。なるほど、こりゃ迷惑だ。よく苦情が市に殺到しないなぁ。現実にあったら「 噂の現場 」とかで特集されそうだ(笑)。「暴走するサーチマトン…税金のムダ使いで住民が大迷惑!」とかいう感じで。
ハラケンがイリーガルの研究を始めたのは、交通事故で亡くなった少女・カンナに誘われたかららしい。電脳ナビの不具合とイリーガルのことを隠蔽してしまうなんて大黒市もヤバ過ぎるな。「中津交差点では何故か交通事故が多発する」という事象から電脳関係の設定を取っ払うと、幽霊モノのホラーになるね。この辺の、新旧を上手く融合させた設定の上手さには脱帽だ。
ハラケンの「叔母ちゃん」と遭遇。後先考えず、思ったことを素直に口走ってしまうフミエには爆笑した。玉子さん、カチンときてるきてる(笑)。しかし、17歳って…27歳の間違いでしょ?(笑)"ぴちぴちぎゃる"はそんなこと言わない(笑)。
まさかここからヤサコの父親に繋がるとは思わなかった。京子が「片方サンダル」だったのが、何かの 暗喩 に思えて仕方が無い。ひょっとしてサッチーが二体いることと関係があるのだろうか。イサコも以前、それについて何やら納得していたし。来週はまたまた女王様が降臨する。ワクワクが止まらない艦長セリオでした。
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参照リンク
http://honwoyominagara.seesaa.net/article/45059630.html
女王様・イサコの「出ておいき!」に惚れ… 2007.07.15
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