迷える子羊*ひとやすみ

迷える子羊*ひとやすみ

呪縛


幻想と期待に過ぎなかったようで
現実を目の当たりにした今となっては
愚かだった自分を映した鏡でしかない


あの頃が詰まったアルバムも
手元に在りさえすれ開くことはなく
このまま埃を被り
一つの景色と化していくことに
悲哀と安堵を覚える


もう一度手にとってみようと思っても
今新しくそこから手に入れられるものは
希望なのか相変わらずの失望なのか見当もつかないから
意気地無しと自分を罵るだけで終わりにする


他人に助けを求めてはいないし
自分以外に自分を救える人間はいないのだけれど


一つだけ言えることは

既に周りは自分を許しているということで


自分で自分という呪縛に
とり憑かれただけなのだろうか?

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