息子が、小学校へ入学したときは、すごく小さな体と幼い心で
どうやって、生きて行くんだろうと、不安ばかりの日々でした。
その母の心配もよそに、嫌がることも無く
重たい重たい荷物を(ランリュック)かついで
毎日元気に通っておりました。
そりゃ朝は、叱咤激励の毎日でしたが。
ご飯食べるのも遅いし、用意もとろいし・・・。
しかし
一カ月も経ったころに、風邪で一週間休みました。
幼稚園の年少の頃にも、よく風邪をひいて何日も休んでいましたが
それも、年とともに減っていたので
一週間も休まないといけなかったことに少し、がくっと来た私でした。
それを一回目として・・・
次の月から一カ月に一回3~5日風邪で休むようになってしまいました。
そんなこんなで、夏を過ぎ秋も終わろうとしていたときに
また、熱が出ました。
「休みます」と連絡帳に書いて
家の前を通って学校へ行くクラスの友達に渡そうと思って
待っていました。
「お願いねっ」て、渡したら
「また、やすむの?」って、答えが。
なんとか、堪えましたが・・・家に入ったころには
涙が出てしまいました。
認めたくなかったけど、ずっとずっと思っていたことを
息子の友達から言われてしまい・・・。
そして、休みの間にたまっているものとかを取りに学校へ行きました。
先生とお話しているうちに
「学期末なので、いろいろあるから、頑張って早くでてきてくれたらな・・・」
と、おっしゃった瞬間・・・また、泣いてしまいました。
「私も、それが気になって、熱のある子に
はよ、元気にならな、学校いかな・・・・ばかり言ってしまって
情けなくて・・・・自分も風邪引く息子も・・・」
お忙しい時間でしたのに、先生に愚痴ってしまいました。
先生も、涙ぐまれて
「おかあさん。ごめんなさい。私、そんなつもりで言ったのではなくて・・・
テストとかは、なんとか、後からでも出来ますから。
今は、しっかり元気になれるように、お願いします」
と、励ましていただきました。
その後にも、励ましの手紙を連絡帳に書いていただいたり・・・。
本当に、行き詰まっていた(自分では気が付いていなかったけど)私には
ありがたい、うれしいことでした。
懇談へ行っても、出来ない事ばかりをお話しされる訳でも無く
「ほかの子に比べたら、スピードも出来ることも、ゆっくりですが
確実に、一学期・・・一年生のとき・・・に比べたら、
晴君自身の以前に比べたら、成長しています」
と、成長出来ている部分のお話しを細かくしていただけます。
これは、成績に左右されずに(成績は、しっかりついては、いますが)
息子に対して接しれたのは、先生のお陰だと思います。
「一年生は、どんなことよりも、学校へ来てくれるだけで
いいのです。
その後に、持ち物や宿題が付いて来るだけで
毎日、学校へ来るだけでも大変なんですから」
と、言われていた先生。
その言葉のありがたさが今になってひしひしと染み渡ります。
一カ月に一回熱を出す・・・
心も体も疲れていたのでしょうね。
いっぱいいっぱいだったのでしょうね。
今なら、そう思えます。
今なら、なんとか熱を出す前に、息を抜かせてやれたかも知れません。
未熟な勝手な母であったので(今でもですけど・・・)
息子には、無理をさせていたのでしょうね。
そんな、担任の先生であっからこそ、そんな息子でも
元気に学校へ通えたのでしょうね。
息子にとっての小学校のスタートは、良いものであったと思います。