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カンパーの里 ~私立竜苑学園~
学力強化計画
刻神にキィが話しかける。
「えっ?なんだ・・・?」
刻神は動揺していた。
それもそのはず。キィはある一部の者に人気の女子。刻神もその一部の一人。
「あのぅ・・・。魔学(魔法基礎学力検査)があるので、よろしければ一緒に勉強しませんか?」
まさかの誘いに刻神は思わず跳ねて喜びそうになる。
「あ、あぁ。別にいいぜ。」
少しカッコつけて話す。
「よかったぁ!みんな、いいって~!」
「みんなって・・・えぇっ!?」
そこには刻神に馴染みのある顔が並んでいた。
「おいっ!なんでお前等がっ・・・!」
そこに首謀者らしき者を発見する。
「テメェか・・・!」
「うれしくないかい?」
「うれしいかっ!」
イマジンのにやけた顔。
そこには、ツバサ、ルイ、寒波、グレイム、イマジンがいた。
「こいつら全員勉強するのか?」
刻神はイマジンに訪ねる。
「こうでもしないとお前勉強しないじゃん。」
刻神は反論出来なかった。
これは刻神が体験した地獄の特訓の記録である。
1
「ちなみにどこで勉強会するんだよ?」
学園の昼休み、刻神はイマジンに訪ねる。
まだ給食を食べていたイマジンは、
「ふぁんふぁをふひひんむぐぐ・・・。」
「日本語しゃべろ!」
刻神はどこから取り出したのかハリセンでイマジンの頭を叩く。
イマジンは口の中のものを高速で噛み、飲み込む。
「寒波の家だ。あそこが一番広いからな。」
「え、ツバサ達の家の方が広いだろ?」
イマジンは刻神を引き寄せ、ヒソヒソ声で話す。
「寒波の家には由紀ちゃんがいる!」
「あ?お前狙ってるの?」
刻神の言葉にイマジンは不敵に笑い答える。
「落とすさ。」
刻神は呆れた。
「じゃぁ人数呼んだら駄目だろ。」
「人数集めないと寒波の家行けないんだよ!」
「ねぇ、なんの話?」
近くの竜水が話に割り込んでくる。
「今度みんなで寒波の家に勉強会しに行くんだよ。」
「うぇ~。勉強かぁ・・・。じゃぁいいや。」
竜水が立ち去る。
「なぁ、あいつも寒波の家に同居してんじゃなかったっけ?」
「あ。」
イマジンの恋は果たして実るのか・・・?
2
勉強会当日。
「勉強道具よし、魔法具ももった。」
「あ、兄さん。寒波先輩の家に行くんでしょう?」
九鈴の問いに刻神はかっこつけて答える。
「あぁそうさ。」
「じゃぁこれ持っていって。」
九鈴から包みを渡される。
「なぁ、九鈴。兄さんのこと嫌いか?」
「え?好きだけど・・・。」
「じゃぁ少しは反応してくれ・・・。」
寒波の家。
「おぉ、いらっしゃい。」
寒波が迎えでる。
「もう始まってるぜ。」
部屋にはいつもの顔が。
イマジンは由紀にぴったりくっつき勉強を教え、竜水は放心状態。キィはルイに教えてもらい、ツバサはグレイムとおしゃべり中。
刻神は適当な場所に腰掛ける。
「よーし、みんな集まったし、続き行くぜー。」
寒波はホワイトボードに何かを描き始める。
「この世の属性は天、地、炎、光、闇、水、風、無の八属性ある。それぞれ魔法の特徴でわかると思うが・・・。」
寒波がそこまで話すと
ビュン
「痛っ!」
「竜水、ちゃんと話を聞け。お前魔学検定初めてなんだろ?」
竜水の頭にマジックペンがヒット。みな笑う。
こんなぬるい始まり方だったらぬるく終わるかな?
そう考えた刻神を悲劇がおそう事になるのは少し先の話。
3
勉強会が始まって一時間。
「この魔法の応用の魔法陣がこれ。多分検定にでるよ。」
寒波の講座は続いていた。
二年の中で魔学の成績のトップは寒波の為、今は寒波が講師になっている。
「寒波、ここどうやるの?」
竜水が質問する。
「ここはこうなる。風は基本的に他属性と混ぜられないから怪しいと思ったら『混ぜられません』と答えれば合ってる。」
竜水はふーんといいつつノートに落書きをしている。
刻神の前に寒波がくる。
「お前応用できてねーな。」
笑いながら寒波は刻神の肩を叩く。
「わりぃかよ!魔法学なんて一番わかんねぇよ!」
刻神は情けないと思いつつもそう叫んだ。
「お前また魔学落とす気か?」
寒波の脅しに少したじろぎ、
「落としたく、無い。」
「本当か?」
「お、おう。」
寒波はにやりと笑い、
「外へ行くぞ。」
外は春といえどまだ肌寒い。
「魔法は体に魔力が浸透すると自然にわかってくるんだ。」
寒波は地面に魔法陣を描く。
「ちなみに魔法陣は絵の応用な。」
魔法陣から炎が吹き出る。
その炎は刻神に向かって放たれた!
「あぶねぇ!」
「避けるなー!受け止めろー!」
「無茶言うなー!」
刻神の勉強会は特訓に変わっていた。
4
「っ・・・!」
刻神の肩を風の刃が掠める。
「避けるのは巧いんだけどなぁ。」
寒波の一言。
それを聞いた刻神は怒鳴った。
「受けられるかっ!普通死ぬだろ!?これ!」
「そろそろゲームするか!」
わいわいと刻神を残し家に入ってゆく寒波たち。
「・・・。」
刻神は心底帰ろうかと考えた。
室内は賑やかだった。
今日の勉強会は一時間毎に10分休憩、昼食と夕食時に一時間休憩が入っている。
今は10分休憩。
「先週のレジェンズウォー見た?」
「シロンが出てきた奴だろ。見た見た。」
ツバサと寒波は今流行の番組について語っている。
女子は皆世間話。
グレイムは裁縫を始め、イマジンは由紀の方をずっとみている。
(まるで学校の休み時間だな)
刻神は素直にそう思った。
30分後・・・。
「すげぇよな!やっぱシロンさんかっこいい!」
「でしょ?いやぁ、シロンさんのファンが出来て僕は嬉しいです。」
ツバサと寒波は相変わらず喋っている。
他のメンバーは黙々と勉強してる中、かなりうるさかった。
「ツバサ、うるさい。」
「あ、ごめん。ルイ。」
ルイのおかげで少し静かになった。
しかし寒波は黙っていなかった。
5
「暇。」
寒波の一言。
皆はあぜんとした。
「なぁ、寒波は勉強しに来たんじゃ・・・。」
「ここは、俺の家。」
イマジンの言葉にむっとしながら答える。
「俺は魔学は大丈夫なの。」
「え?なんでですか?」
キィの問いに由紀が代わりに答えた。
「寒波くん、魔学だけなら学年一だから。」
「だけは余計だ!」
刻神は驚いた。
「テスト前にあれだけ遊んでか!?」
「失礼な!俺はそんな遊んでない!」
「嘘つけ!テスト週間は毎日電話かけてくるくせに!」
寒波は少し考え、
「だからなんだ!」
開き直った。
「開きなおんな!」
「遊んでもとれるものはとれるのさ!」
寒波と刻神の言い合いは始まると一時間は終わらない。
他の全員は諦めて勉強を再会させた。
6
言い合いを始めて二時間。
刻神は結局勉強できず、当日を迎えた。
「ふ・・・。終わったぜ・・・。」
「うわぁ、刻神が白い!」
「それは白竜族だからだ・・・。」
イマジンの冗談を適当に流す。
この分だと点数は最悪。
家族に笑われる。
ちなみに勉強会の時、イマジンはタイミングを逃し由紀に近づけず、俺もキィに触れることさえ叶わなかった。
「・・・くよくよするな。」
ドランがねむた眼で話しかける。
「くよくよしたくもなるよ。」
「大丈夫。次は俺も行くから。」
地獄はまだ始まったばかりだった。
END
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