カンパーの里 ~私立竜苑学園~

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5:酒豪ラ王


「バカ、少しは抵抗しろよ。」
寒波は自分の上に馬乗りしているツバサを指さす。
「この状況でか!?」
零は笑い、
「さて、片づけるか。」
と、近くの酒瓶を空け始めた。


結局その後は寒波と零で残った酒を飲み干した。
帰りはぐったりしたみんなを寒波と零が運ぶ形になった。
寒波はすでに由紀を送り、次にツバサの家に送る途中であった。
「ん・・・。」
「お、目が覚めたか。」
寒波はこれまでの事をツバサに話した。
「そんなことが・・・。」
「まぁ、面白かっただろ?」
ツバサは少し微笑み「うん。」と、答えた。
「さぁて、もうすぐ家につくぞ。」
「待って!」
「ぇ?」
「今日、泊めてくれない?」
ツバサの言葉を寒波はすぐ理解した。
「ルイか。わかった。いいぜ。」
そしてツバサはルイにバレず飲酒に成功した。
お酒は二十歳になってから!


END

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