カンパーの里 ~私立竜苑学園~

カンパーの里 ~私立竜苑学園~

3、終曲


寒波はエフラムの部屋に入る。
エフラムは寒波の家に住むことになり、町の護衛として町に入った。
「あぁ、いいさ。」
寒波はエフラムにコーヒーを渡す。
「平和だからあんまりやることないと思うけど、よろしくな。」
「あぁ。」
寒波はカップのコーヒーを飲み干し、
「まぁ、いい町だから、すぐになれるさ。」
「・・・あぁ。」
そう言って部屋を出た。
エフラムは一人物思いにふける。
「・・・。」
夕日はすでに森の木々に隠れ、夜の闇が訪れていた。
「ホント、いい町だな。」
エフラムはその景色に一つ歌を思いつき、机に向かった。
夕日の炎は闇夜に飲まれ、静かに消えていった。



END

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