Nostalgie

Nostalgie

PR

Favorite Blog

yuuの一人芝居 yuu yuuさん
山口小夜の不思議遊戯 小夜子姉貴さん
ジョリーの日記 153センチさん
信州 松本 そば処… ものぐさのそばさん
おもしろすぎるぜ … つっちー★☆さん

Comments

王様@ 潮 吹 きジェットw サチにバ イ ブ突っ込んだ状態でジェット…
ドライブ好き@ 風呂入るのメンドクサイ! http://feti.findeath.net/uw2mdo0/ 今日…
開放感@ 最近の大学生は凄いんですね。。 竿も玉もア○ルも全部隅々まで見られてガ…
地蔵@ 驚きのショックプライスw コウちゃんがこないだ教えてくれたやつ、…
通な俺@ 愛 液ごちそうたまでしたw http://hiru.kamerock.net/p25nfxa/ フ○…

Profile

solya

solya

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

2006年04月24日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

Solyaが小学校3年生まで暮らした、母の実家である。

焼杉の腰板を履いた格子戸の門を潜ると、
小さな坪庭がしつらえてあって、飛び石が玄関まで続いている。
なかなかに瀟洒で侘びのある玄関だった。
叔父の代になって、不粋な改装をしてしまい、この風情は失われた。

もちろん、もうこの風景は夢の中でしか見ることはできない。

玄関を入ると、町家特有のうなぎの寝床みたいに奥へとつづく土間があって、
上がり框が土間とほぼ平行にあった。


上がり框の向う側、土間の続きには、紺地に抱き茗荷の紋が
白く抜かれた暖簾がかかっていて、
その奥に帳場、厨房、そして、家人が住まう奥の間が続いていた。

裏には漆喰づくりの白壁の土蔵があって、
座敷で使う掛け軸だの花器だの、食器だのが納められていた。
そして、ここはまた、子ども達のおしおき部屋でもあって、
ここに閉じ込められる、暗くて恐ろしくて。。。。
それは、それは難渋したものである。

ボクの夢は続く。
客室の一番奥の部屋。
この部屋は女将である祖母が占領して寝起きしていた。


祖母の部屋に行くと、普段厳しい祖母がにっこりと笑って、
チェリーグラスに真っ赤な色の飲み物を出してくれる。
甘くて、腹の中が暖まる飲み物だった。
これを飲むと、たちまち、ホンワカした良い気分になり、決まって眠くなるのだ。
魔法のような飲み物だった。


掲載しておく。
赤玉ポートワインと言うらしい。。。。。


ポートワイン。。。。。。。
ヨーロッパの果てポルトガルの甘いワイン。
この酒は男からの求愛の証しになるらしい。
ちなみに、女からの求愛にはシェリー酒を使うのだとか。。。
何かで読んだことがある。

今は亡き祖母を思う時、どうしても、この日の丸マークの瓶がセットで思い出されるのである。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本日は極私的なノスタルジーでございました。
申し訳ないこってす。
それでも、ひとつポチッと、よろしくねー。m(_ _)m

人気blogランキングへ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006年04月25日 00時27分22秒 コメント(16) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: