CHIYAKAさんの心のページ



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色即是空[意]この世に存在する一切のものは空であるということ。
空即是色[意]万物は本来実体のない現象に過ぎないが、その現象一つ一つがそのままこの世のいっさいでもあるということ。

昨日とは違う辞書の文面を載せてみました。(昨日の方がいいか。)
昨日、掲示板の書き込まれた方へのメッセージにあった、この言葉の意味を付け加えようとしたけど、文字数が足らなくて断念。
日記のラストへ書き込んだ。別に昨日の日記の伏線として書き込んだわけではない。

この言葉との出会いは20年くらい前、不思議な響きの言葉で印象に残り、意味も調べてみたけど、中学3年生が理解できる言葉ではなかった。それからずっと長い間忘れていた。

それが、数年前、ちょうど社会離脱していた時に、フッと涌いてでるように頭の中を過った。

それから、いろいろな辞書等でこの言葉を調べまわったのだ。
心からのシグナルのような気がして。

ただ、この言葉の意味は、漠然としているが、多面性を秘めているそんな気もする。

悪い意味にとれば、この世の全ては幻想であり、執着すべきものは何もない。この世は、空虚同然だ。と言ってるようにもとれる。

よい意味でとれば、この世は何もない、あなたの目の前にあるものがすべてなんだ、何もないここからすべてがはじまるのです。何にも囚われることはないのです。ともとれる。

ようは考え方次第だと思う。
そして、ここ数年来で考えた私の見解としては、

今私が見ているこの空のようにただ何もない空だけど。
何もないように見えているだけで、全てここにあるんですよ。
目に見えるものだけが全てではないのです。
雲だって、白く見えるが、雲の傍に行って見れば、ただの水蒸気の集まりで、雲には見えないかもしれない。本来そんなもので。
見えないものにこそ、真実があるのですよ。と。
例えば、目では見えにくい無形の愛とか心とかいうもののカタチだとか。
そして、私が今見ているこの空はすべての人と繋がっていると。

色即是空、空即是色。この言葉、私にはそう感じましたが、どう感じましたか?

今年の春、伯母が亡くなった時、お経でこの言葉を読み上げてました。
その時は、ここから始まって、ここへ戻ってくるのです。
無から始まり、無へ戻るだけのこと。
そう聞こえました。
そう考えれば、伯母との別れの寂しさも少し癒えた感じもしました。

言葉って不思議です。
そして、この色即是空、空即是色という言葉も、とても強い念を持った言葉だと思いますね。

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