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2004年08月31日
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カテゴリ: 戦争映画
1955 西ドイツ 監督:ファルク・ハルナック
出演:ウォルガング・プライスほか  
73分 モノクロ

 ドイツの敗色が濃くなった1944年7月20日に起きたヒトラー暗殺未遂事件「ヴァルキューレ作戦」を描いた準ノンフィクション映画。本当に純粋に暗殺計画を描いたもので、ヒトラーの総統大本営(狼の巣)、ドイツ軍将校の服装などが実に忠実に再現されているらしい。それだけに、ストーリー性には若干の面白さが欠ける。

 暗殺未遂事件の中心人物で実行犯の伯爵クラウス・フォン・シュタウッフェンベルク大佐(参謀長)が中心に描かれている。ヴァルキューレ作戦は2段階で行われた。まず、シュタウッフェンベルク大佐がプロイセンの総統大本営でのヒトラーとの作戦会議に出席した際に、アタッシュケースに入った爆弾を爆発させた。
第2段階として、ベルリンで待機していた反ナチの一派(ベック大将、オルブリヒト将軍など)は大爆発でヒトラーが死亡したと判断し、国防省や警察、放送局の占拠を目論む。国防省でフロム国防省総司令官の軟禁に成功するが、ナチ宣伝相のゲッペルスはヒトラーが生きていることを知り、逆にゲッペルス逮捕に向かったレーマー少佐の寝返りに成功する。放送局の占拠にも失敗し、反ナチの一派は次第に形勢が不利になる。そして、ついに武装SSによって逮捕される。

 情報伝達の不備と指令系統の不備が失敗を招いたのだが、このヴァルキューレ作戦の再検討をしてみるのも面白いだろう。どうすれば成功したのかなど。この映画では出てこないが、ロンメル将軍やクルーゲ将軍も暗殺が成功した暁には指導者の立場になる予定であり、結局この事件の余波を受け自殺を余儀なくされている。ドイツ軍史上最大の事件は奥が深いのである。

興奮度★★★

爽快度★
感涙度★

戦場ロマンシリーズ(4) 第三帝国~神々黄昏 DVD-BOX
DVD-BOX



本日予定していた「民族主義」についてですが、結構書くにも時間がかかるので、明日に延期です。なかなか、奥が深い問題ですね。
タイムリーですが、昨日の読売夕刊もしくは今朝の朝刊で「中国ナショナリズムの構図」と題する論壇2004が掲載されていました。この辺も触れたいところですが、今日は時間がないのでまた明日。





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最終更新日  2004年08月31日 10時44分25秒
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