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2005年12月27日
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テーマ: 戦争反対(1190)
上海総領事館員が昨年自殺、「中国が機密強要」と遺書(読売新聞)



 複数の政府関係者らによると、館員は、総領事館と外務省本省との間でやり取りされる公電の通信技術を担当する「電信官」だった。
 自殺後、総領事や家族などにあてた遺書が数通見つかっており、このうち総領事あての遺書の中に、中国人の男から交友関係を問題視され、総領事館の情報を提供するよう求められたという趣旨の内容が記されていたという。
 要求された項目は、総領事館に勤務する館員の氏名や、外交機密に属する文書などを上海から日本に運ぶ際に利用する航空便名――などだったといい、男は情報機関関係者だった可能性が高いとみられている。
 遺書の中に、「国を売ることはできない」などとも書かれており、館員は外交機密に関する情報は男に伝えなかったとみられる。
(読売新聞)


 平和だと思いこんでいる世の中で、このようなスパイ戦は密やかに行われているのですね。女性問題をネタに強請られた領事館員は国益を守って自殺されたわけですが、そもそも領事館員が強請られるネタを提供する事自体大きなミスです。
 先般より、ロシアに情報を売る防衛庁職員がいたりと、日本の情報戦意識は極めて低い事が指摘されていますが、こうした事態はまさにゆゆしきことです。
 しかも、外務省が事態から1年以上も秘匿してきたこと、この件を個人の問題として処理し、国家としての対応策を講じていない事など実に愚かなことです。やはり、外務省の語学だけしかできないような平和ボケ外交のツケであり、危機管理意識が全く欠落した結果です。駐在武官もいるはずでしょうが、その役割は十分に果たされているとは思えません。華やかな外交社交だけが仕事だと思いこんでいる輩もいると聞きますが、武官による文官の厳しい監視も必要かも知れません(特定国においてですが)。

 こうしたスパイ戦はどこの国にもあることですから、中国側の非を指摘する事は不可能でしょう。こうなると、情報防衛力を高める以外手はありません。スパイ天国と悪名高い日本ですが、そろそろ「平和の維持」のためにも中野学校の復活を望みたいところです。





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最終更新日  2005年12月27日 11時15分22秒
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