PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

プロフィール

kapon2

kapon2

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月

コメント新着

お気に入りブログ

メンチカツ New! M-65さん

ノートルダム大聖堂… New! 第三権兵衛丸 漁労長さん

Revell F-4J 塗装 あずま、さん

アーネム橋上で戦死… mahoroba1234さん

気になったことを調… ASDICさん
2007年04月27日
XML
テーマ: ニュース(100317)
02年度のODA、312億円が使途不明…供与額の99%(読売新聞)

 開発途上国に対し、日本の政府開発援助(ODA)として行われた「債務救済無償資金協力」で、2002年度に供与した20か国(総額約316億円)のうち19か国が使途報告書を提出しておらず、少なくとも総額約312億円が使途不明になっていることが、読売新聞が行った情報開示請求などでわかった。

 この援助は、円借款の債務返済が滞った国を対象に、一部が返済された際に原則、返済額と同額を無償で供与する仕組みだった。
 外務省によると、資金供与は、途上国の国民生活向上のため、日本と相手国政府が合意した品目リストに沿った物資などを購入するのが目的で、供与後2年をめどに使い切り、日本側に使途報告書を提出する取り決めになっている。
 しかし、02年度に供与した20か国のうち、これまでに使途報告書を提出したのはマリ(供与額計約4億円)だけ。バングラデシュの223億円分を含め、19か国の計約312億円分の使途は報告されていない。(以下略 読売新聞)


 さすが、外務省の仕事ですね。02年に会計検査院の指摘で廃止になったあともほとんど進展なしだったそうで。外務省の言い訳としては、行政能力のない発展途上国だから書類整備もままならないんだそうですが、提出された報告ですら我々町内会の会計レベル以下のようですから、ほんと言い訳以外のなにものでもないですね。結局のところ発展途上国の担当レベルで好き勝手に使ったというのが実態じゃないでしょうか。ひどい場合だと武器を買ったり、誰かの懐に入っているケースもありえるんじゃないでしょうか。アフリカ内戦の武器購入に荷担してました、じゃ笑い話にもなりませんね。
 どうも外務省と言うところは、パーティに出て良い格好だけする所までが仕事と思っているようで、後のことは外の省庁でということなんでしょうか。

 ところで、ODAには大きく分けて有償資金協力(円借款)と無償資金協力、技術協力があるわけですが、円借款は貸すだけですが、無償はただであげてしまうんですね。我々の税金が世界の国々で活躍することは誠に嬉しいことなんですが、やっぱり知っておかなくてはならないのはどこに使われているかと言うこと。
外務省ODAのホームページ を見てもよくわからない、というかわざと誤魔化しているようにしか見えないんですが、2005年の東アジア地域へのODAは
 [1]インドネシア
 [2]カンボジア
 [3]タイ
 [4]中国

 [6]フィリピン
 [7]ベトナム
 [8]マレーシア
 [9]ミャンマー
 [10]モンゴル
 [11]ラオス
南西アジア地域では
 [1]インド
 [2]スリランカ
 [3]ネパール
 [4]パキスタン

 [6]ブータン
 [7]モルディブ
に資金協力しています。
 これを見ておかしいのはやっぱり中国とインド。世界有数の軍事力と核兵器まで持っている国に、なにゆえ資金協力をしなければならないか。確かに、農村部などの大多数の国民が貧困や疫病に悩まされているのは事実ですが、それは国内問題であって自己努力で解決してもらうのが筋ですね。経済発展著しい中国への円借款はさすがに北京オリンピックまでには打ち切りとなる予定だそうですが、無償資金協力もこれまでにかなりの額が贈られています。
 ようやく先般、中国首相がODAの感謝を述べましたが、中国国民の大多数は日本の協力で鉄道や道路、環境整備が行われていることを、まるで知らないことでしょう。ほんとうに嘆かわしいかぎりです。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年04月27日 10時12分00秒
コメント(6) | コメントを書く
[国際(ミリタリー)時事] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: