PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ミュー0891

ミュー0891

カレンダー

コメント新着

kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …

フリーページ

2008年12月27日
XML
カテゴリ: 原油価格高騰
 26日のNYMEX/WTIは、OPECの減産が表れ始めたことを主因として2.36高のバレル当り37.71ドルとなった。ICEブレントは38.37ドルだったから、相変わらず逆転状態が継続している。

 何ともやりきれないことになった。取引はそれほど無かったらしいが、OPECの減産が表面化したというだけでこれだけ上げるとは。おかしい。OPECが減産を決議したが、それが遵守されないのではと見ていた人達が見直したということか。

 まあ、それは考えても仕方がないことだ。OPECが需要減退に合わせて減産決議をしたことは事実で、それを守るのは当然のことだ。それに何度も繰り返すが今は冬場だ。春先を考えればOPECは今一段の減産を必要とするかもしれない。

 話は変わるが、いつの間にか天然ガス価格と石油価格との間の差が狭まった。天然ガス価格を6倍すれば、概ね原油価格とカロリー等価で比較できると私のHPで書いている。

http://www.ne.jp/asahi/kappa/kawataro/index.htm

 26日は天然ガス価格が5.826ドルだったから、6倍すると約35ドルとなる。

 因みに、原油価格が史上最高値を記録した今年の7月3日は、WTIが145.29ドルに対し天然ガス価格は13.577ドルだった。夏場にも係わらず原油価格の急騰に煽られて天然ガス価格も上昇していたのだが、それでも81.5ドル程度に止まっていた。

 あ~嫌だ。あの異常な状態をまざまざと思い出してしまった。原油価格暴騰の影響がいかに大きかったかが実感できる。

 そんな事態を是正する端緒となったのは、米議会の投機の行き過ぎ是正に対する努力、それにサウジの大増産だったから、あまり言いたくはないが、今回のOPEC減産が価格引き上げのためであるならば、その再考を求めたい。

 OPECは何を考えているのだと言いたい。サウジを除く他の加盟国は異常な高値に対し何もしようとしなかった。消費国は、じっくりとOPECの本質を探るべきだろう。OPECは本当に世界経済を思い消費国との対話に動こうとしているのだろうか?





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年12月27日 11時29分00秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: