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18日のNYMEX/WTIは、北海Buzzard油田の減産、フランスの製油所ストなどによる供給懸念を主因として1.73ドル高のバレル当り79.06ドルとなった。と、一般的な解説をいつもの通りまず書いて、呆れている。
一日遅れで発表となったアメリカエネルギー省エネルギー情報局(DOE/EIA)の石油週報では、そのような供給懸念を思わせるようなデータはどこにも見当たらなかったからだ。
原油在庫は増えたし、溜出油在庫が予想以上に減ったとは言え、今だに昨年より多い。ガソリン在庫に至っては増えた。それに何と言っても、石油需要が伸びていない。
過去4週間の移動平均では昨年比ほんの僅か増えたが、ほぼ横ばいと言った方が良い水準だった。単週で見れば、需要が低下していた昨年よりもさらに3%も減少した。
これで80ドル弱にまで原油価格が上昇したのだから、首を捻りたくなるというものだ。ここのところの株高、ドル安ムードの行け行けどんどんでしかなかったのだろう。困ったことだ。
そんなことだったから、アメリカFRBの金利引き上げ発表で、ドル高となり、原油価格は低下に転じた。一体なんだ、これはと言ったところだ。このような狂想曲は好い加減に止めて欲しいものだ。
ガソリン供給上の懸念などは、馬鹿らしくてコメントも出来ない。アメリカの製油所が低稼働率に喘ぐ状況では、そんなことはありえない。
アンケート、「100ドル原油時代はまた来るか?」に、ぜひ投票のほどを!
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