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23日のNYMEX/WTI(終値)は、アメリカ原油在庫の大幅減少、経済指標の好転 を主因として1.03ドル高のバレル当り91.51ドルになった。とまず、一般的な解説を紹介して、困ったことだと思っている。
需給のファンダメンタルズからすれば、90ドルは考えられないと言ったのに、価格は上昇するばかりだ。一体どうなっているのだ。昨年、今年とこんなことばかりだったが、どんどんとそれが嵩じている。
昨日も書いた。「膨大な在庫を抱えれば、それを削減するのは急務だ。それに、年末の節税対策もある」。在庫の絶対水準も供給タイトを懸念するような水準ではない。
まあ、株と為替が高いから、それで勢いに乗って、ちょっとしたX’mas景気を盛り上げようということか?それにしては、やり過ぎだ。誰かが、その擬似需給ファンダメンタルズを見破るに違いない。
不当、不公正な価格暴騰は、直ぐに底が割れる。ここのところの異様さは近々、きっと是正されることだろう。
それにしても、北海ブレントは、またまた異様な上昇を続けた。62セント高の94.27ドルだ。それに連れて、 アジア向けのドバイがまたまたひどい高さになった。90.99ドルと91ドル超えが近い、信じられない水準だ。
ヨーロッパでは、よりひどい目に会っているのに、メディアなどではあまり騒いでいないようだ。アメリカでは、既にガソリンの小売価格がガロン当り3ドルを超えたことから、大問題になりつつある。
こちらの方が先に警戒水域を超えた。X’masシーズンに消費者の懐を直撃した分けだから、それは大変だ。当たり前のことだが、アメリカではドル安のメリットなどない(笑い)。
放って置けば、オバマ政権に更なる、真摯な打撃を齎すことになるだろう。オバマさん、しっかりしなければ!!一刻も早く、あの貪欲な旧大投資銀行の手から消費者を救わなければいけないのではないか?
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