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週初16日朝方のWTIは僅か上げている。とは言え、先週既に最終取引は終値よりバレル当り33セント上げていたのが、12セント高になっている訳だから、正確には先週より下げて始まったのだ。
より具に見れば、週初は一旦100ドル近辺まで上げたのを98ドル半ばまで下げ、そこからはまた上げて下げている格好だ。ヨーロッパ、アメリカの株式市場の低調を受けアジアも冴えない。 ドルも対ユーロで強い。
この数年間、原油価格決定に強い影響を及ぼした、株、為替の二大金融要因には、引っ張る力が無い。ジオポリ要因が出るか、アメリカの石油在庫が減少するかが考えられ得る強気要因か?
尤も、在庫については減少の場合だけ効いて、増加の場合には無視されるというのが概ねの動きだったが。因みに先週は大幅に増加したから、今週は需要期でもあり、減少する可能性が高い。
それでも、全く問題無い筈だが、これまで何度もここで書いて来た通り、強気要因として採用されたことが多かった。さて、どうなることやら。まずは夕方からのヨーロッパの株価動向が注目だ。WTIは、 98.82ドル、投機のブレントは111.04ドルと異様に高いままだ。ロンドンの抜け穴は、ヨーロッパの信用不安でも何でも閉じることは無い。逆値差も12ドルを保っている。異様な大きさが続く。
金も上げた。4.4ドル高のオンス当り1635.2ドルになっている。最高値も1640ドルと一段と冴えない。ゴールドラッシュからはほど遠くなって来ている。昨年一部投機筋が目指していた2000ドルは更に遠のいた。
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