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週初6日の原油価格(終値)は、またまたWTIが下げ、投機のブレントが上げると言うまちまちの動きだった。そこには天然ガス供給に不安の無いアメリカと不安を抱えるヨーロッパの差が出と言う側面もある。
ここでは、アメリカの天然ガス先物価格が原油に換算するとバレル15ドル程度にしかならないと紹介し続けて来たが、ヨーロッパはロシアの天然ガスという不安な供給先と向き合わなければならないからだ。
それはさておき、この数年間は、全体として株高、ドル安の二大金融要因が先物市場を動かして来た。要するに原油の金融商品化の悪影響だ。それに、その後には投機の問題がある。
勿論、投機は悪いことではないし、先物市場のバックボーンであったリスクヘッジ機能も必要なことだ。しかし、何事もそうだが、行き過ぎれば問題となる。石油の場合には需給から遊離したことが問題だった。
それはさておき、 W TIは、93セント安のバレル当り96.91ドルとなる一方、ブレントは1.35ドル高の115.93ドルになった。ブレントは投機の影響を受け易いことが、これで一層明らかだ。
金も下げている。15.4ドル安のオンス当り1724.9ドルになった。最高値は、1740.9ドルだった。相変わらず、ジリジリと下げている。利益確定売り、売り志向が強かったようだ。
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