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週明け27日午前の原油価格は僅か下げている。アジア・大洋州の株がオーストラリアを除き上げている中での下げだから、評価出来ることだ。とは言え、異様さは続いている。
日経平均が上げているのは、ドルの対円高、つまり円安が日本の輸出関連株の価格を引き上げているせいもある。しかし、世界的な金融緩和による投機資金の大量流入が根本原因だろう。
それを引き起こした張本人であるG20は申し訳け程度に原油高の経済に与える悪影響に懸念を表明した。一部の新聞はそれを大々的に報じてはいるが、コミュニケの中の表現は至って少ない。
しかも、「原油価格の一層の上昇に警鐘を鳴らす」程度の表現だ。まあ、G20にはサウジ、ロシア、メキシコも入っているから、原油価格に対するコメントには慎重の筈だから、ここまで良く書けたなというところだ。
現在、既に異様な高みになると考える者には物足らない表現であることには変わりがない。特に先進各国の首脳が先物市場の異様さに目を向けるには不十分だ。さらに一歩踏み込んだ、正しい表現を待ちたい。
週明けのWTIは、僅か17セント下げ、バレル当り109.6ドルになった。投機のブレントは125.42ドルと高い。全く 話にならない。アジア向けの原油も下がる筈がない。
金価格は僅かながら続伸だ。2.6ドル高のオンス当り1779ドルになった。しかし、最高値は1779.8ドルとそれほど馬鹿高い分けではない。それに金は高くなろうが一般消費者、経済に悪影響を与える分けではない。
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