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今日は一転天気が悪くなった。どんよりと雲って冷たい、まるで北海に面したヨーロッパの空だ。こんなのを鉛色の空と言うのか、だから彼等は地中海の空が年中恋しいのだと、聞いたような気がする。
16日の 原油価格(終値)は大きく上げた。それほど大きいのではないかと言う人もいることだろう。しかし、本来、現下の需給からすれば、ずっと安い筈が高いのだから、その意味では高騰とも言える。
ヨーロッパ株は下げたが、アメリカ株は上げた。日本株は思わぬ円安から上げた。高騰だ。ドルは対ユーロで高かったのだから、余計おかしい、と言える。
この荒れた展開には中東のジオポリ(地政学的)要因が大きく影を落としているようだ。中東原油の供給に影響を及ぼすことが懸念されているようだが、この紛争地区には大産油国は無い。どういうことか、理解に苦しむ。
16日の WTI価格(終値)は1.22ドル高のバレル当り86.67 ドルになった。一日で86ドル復帰だ。まるで猫の目のように目まぐるしく動く。株も上げたが、ジオポリ要因の影響が大きかったようだ。
投機のブレントは僅か続伸だ。94セント高の108.95ドルになったのだ。ただ、これは限月変わりによるものだ。それを考えなければ、2.03ドル安となる。ブレントは先安で昨日も108ドル台だった。
それでも、とにかく異様に高い。限月変わりにより、逆値差は22.03ドルへと急速に縮小した。それでも異様なことには違いない。ヨーロッパ、アジアが、相当のプレミアムを負担していることになる。
金価格は僅か上げた。90セント上げ、オンス当り1714.7ドルになったのだ。しかし、高値は続落だった。10.7ドル安の1717.2ドルになった。ジリジリと下げている。
17日昼前は原油が続伸する一方、金は僅かだが下げている。WTIが86.62ドル、ブレントが109.02ドル、金が1 713.6ドルになっている。アジア株は上海を除き元気が良い。ドルは対ユーロで弱含みになっている。
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