カステルの昆虫飼育記 楽天支部

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昆虫研究記  カブトムシ編その二


まず最初になぜカブトムシは夜行性が多いか?ということについて
書こうと思います。
その理由はカブトムシの体の色に関係します。
カブトムシの体色は黒や茶色が多く(例外あり)そのような色は昼だと
太陽光を吸収し熱をこもらせるからです。
カブトムシは暑さや熱に弱いので太陽光が避けられる夕方から朝方に活動すると言われています。
最後に飼い方について(知っている方はスルーしましょう)
昆虫を見ていると「こんな動きをするんだ!」と思うことがたくさんあります
そんな昆虫の中のカブトムシの飼い方と注意点を書きたい思います。


ステップ1 準備をする
まずは用意するもの
1、マット
成虫管理だけならば針葉樹の粉砕フレークマットがオススメ
昆虫の飼育はやかましいコバエやダニが発生することが多く
そのようなダニが発生しにくくなり臭いも少なく一石二鳥です。
ただし幼虫には絶対使ってはいけません
幼虫管理には国産は腐葉土より発酵マットの方が大きくなり80mmUPも
軽くだせますが外国産は必ず発酵マットを使わなければなりません。
2、ケース
国産ならば小、中サイズくらいのケースで間に合いますが
外国産の大型カブトムシは(ヘラクレスやゾウカブト、コーカサス)
大、特大サイズでないとストレスがたまり早死にしてしまうことがあります
3、ゼリー(昆虫の食料)
カブトムシといえばスイカ・・・と考える人もいますがカブトムシには
スイカは水分がありすぎて下痢を起こす可能性がありオススメできません
昆虫ゼリーがオススメです。
なぜなら水分も程よく手軽に購入できるものが多いからです。
果物ならバナナなどは栄養分も多く水分も多くないのでいいですが
マットが付いたりして汚くなったり何よりも長い時間おいておくと臭いが出てので輪切りにして食べやすく切りなるべく速く取り替えることを
オススメします。
栄養分が高いゼリーは少し高めですがブリード(繁殖)をするときに沢山卵を生ませたり長生きをさせるには必要です。
4、止まり木、エサ台の木
カブトムシはひっくり返ることが沢山ありますそのような時は自分で
おきようとしますがおきれないことが多く力尽きて死んでしまうことが
あります。
止まり木は足場をつくるだけではなくひっくり返った時につかまっておきれるようにすることができます。
エサ台は木につかまってエサを食べることができあるとカブトムシ的には
助かると思います。
5、その他
あとはコバエやダニを予防するためにコバエよけシートやダニ予防のマットに混ぜるものなどを用意するととても心強いでしょうただしいろいろやりすぎはいけませんしかし普通のマット(ダニ予防など特に書いてない手軽に買える
マット)を使用するときはダニ予防よ施した方がいいです。
国産も外国産も野外品(ワイルド個体)はダニが付いていることが多いので
とくにダニ予防は欠かせませんダニがは人間には被害はないと思いますが
一様きをつけてください。
コバエはあまり害はありませんが食品などに付くので食べ物が食べにくくなりますコバエシャッターというコバエが入りにくい特殊なケースもありますが
普通の飼育ケースは穴がコバエが入りやすい穴があいているので市販の
コバエよけシ-トをふたではさむといいでしょう
ステップ2 実際に飼ってみるおよび観察してみる
次はいよいよ飼って見ましょう。
初めての方は国産カブトムシやスマトラアトラス(ボルネオでもOK)
がいいでしょうなぜなら大きさもさほど大きくないですがとても飼いやすく
ブリードもしやすいのでカブトムシの入門種とされています。
でもアトラスの背中(上半身と下半身の間)は武器がありはさまれると小型でも少しけがを可能性がありますので持つのなら胸角を持つといいでしょう
飼育に慣れてきたら手に乗っけて観察をするのもひとつの楽しみですが怪我には要注意してください
ステップ3  ブリードをする
中から特大のケースに発酵マットをケースの3分の1より少し多めにいれ
カチカチの固め(ひっくり返しても落ちてこないくらいが一番いい)
あとは残りの3分の2は発酵マットをいれ加水します。
止まり木を2、3本おき栄養分の高いぜリーやバナナなどを入れる
あとは雄と雌をいれ様子を見ますこのとき気が荒いコーカサスやヘラクレスは
雌をはさみ殺してしまうことがあるので要注意です。
交尾が終わったら雌が産卵しやすいように雄は他のケースに入れましょう
3、4週間後にケースをひっくりかえして見ましょう卵or幼虫がいるかも・・


最後に・・・
外国産昆虫は野外に放さないで下さい
日本産でも産地が違うとろろには放さないで下さい
なぜならもともとあった生態系が崩れるので絶対やらないで下さい

終わり




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