日々のあぶく?

日々のあぶく?

April 16, 2004
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カテゴリ: 本
文庫版。

鉄瓶長屋を中心に起こる事件は実は繋がっていた?
ぼんくらな同心、平四郎(面倒臭がりと言うか、事なかれ主義というか、いや、普通の人。ただ一心不乱にお役目を果たすとか正義を振りかざしたりしないのんびり暮らすのが好きなのだろうと思わせる人)がどうこの事件と向き合っていくのか!?
異例の若さで差配としてこの長屋にきた佐吉はどうなるのか?
事件などには直接関わらないかもしれないが、平四郎が養子に迎えようとしている弓之助もなかなかおもしろそうだ。
早く(下)も読もうっと

/ぼんくら(下)
短編に見せかけて始まったぼんくら、蓋を開けたら序章・本編・終章の三部構成だった

知る人ぞ知る茂七親分(別の短編小説で活躍している)の手下、政五郎の息子のおでこ(おでこが広いから)も父・政五郎と共に平四郎&弓之助をサポート
おでこは記憶力が恐ろしくよく、茂七親分の担当した事件やら過去のこと、現在進行中の事柄もみな入力され、生き字引きの様な存在。
だが、入力した事柄は初めからそらんじなければならない(途中から、キーワード検索など出来ないと言うこと)所は妙に愛らしかったりする。
それぞれのキャラクターがいい。
平四郎の面倒臭がりな所は親近感あり(笑)

話としてはみんなの目の前に真実がさらけ出される訳ではなく、平四郎達の胸のうちにとどまる切ないと言うか、やるせない所もある
だけど、なんでも最後に白日の元にさらけ出される訳ではないというところが味があっていい、とは思う
だけど、ちょっと佐吉はもったいないかな。
もうちょっと活躍の場があったらよかったのに。


余談としては平四郎が桜が嫌いな理由にみんなに誉められてもいつも花が下向きに咲くことを
「謙遜も過ぎると嫌味になる」と言っているツボだった

そうか、下向きに咲くのか。
それを嫌味と思う人もいるか。
まぁ、ありだよね。
そういう何気ないひとコマもいい。

子供が好きでも嫌いでもないが妙に子供に好かれる大人はその人自身が子供だからだと(平四郎が言われる)言うのも納得。

それと、自分も結構そのクチだから妙に納得(苦笑)
そうか、自分が子供だからだったのか~、と。

ぼんくら、ぼんくらのようでいて実はぼんくらではないがぼんくらに見せていると言うよりも、ぼんくらでいようとしているのかなぁ、平四郎は。
いや、ちょっと違うかな?
そういや、ぼんくらって博打からでた用語:盆を読むのが下手(盆に暗い)とよい胴元(?)になれないという事から発生したらしい





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Last updated  April 16, 2004 11:44:01 PM


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