日々のあぶく?

日々のあぶく?

January 13, 2005
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2・26事件をベースにかかれた小説

その度に苦手意識が浮上して敬遠していたのだが、
借りてしまったことだし挑戦。

SF仕立てなので読みやすかった。
時間遡行を可能にした(タイムマシンを開発した)未来の人間が時代の節目の歴史を再現させる。
その時代の人間3人に連絡機を持たせ、歴史をなぞるように、トラブルが起きないようにさせて…
歴史に齟齬が起きた時には「シンデレラの靴」(マシン)が不一致、再施行を発する。

SFにありがちな歴史上のIF(もし~があったら、なかったら)を交えた物語

シンデレラの靴を使ったプロジェクトが最後に選んだのが日本の2・26事件の4日間。
(その未来の人間達に)歴史の一つの節目とみられた2.26事件が内包していた意味とは?
そして、マシンの故障か暴走か、はたまたハッカーの侵入、干渉によるものか、
不一致のままの歴史を確定しだしたシンデレラの靴(マシン)、
それにより、新たな、別の結末に淡い期待を寄せ、行動し始める(連絡機を持たされたその時代に生きる)安藤、栗原、石原。
どんな結果が正しいのか?
正しい歴史とは?

訂正できても歪みが生じる、というのはお決まりのパターンかもしれないが、それでいいのかもしれない。
たった一度だからことの価値、大切さがあると思いたい。
そして歴史は繰り返される?


「好奇心とは人間に送られた最大のギフト、

(好奇心は)起爆剤にもなる。」

「言葉に足は追いつけない
追いつけないような言葉を使ってはいけない。」

作中のセリフなのだが、この二つが妙に納得し、心に残った。

/布団の重さ

いまだに重さと暖かさがつながっている回路が自分の中にあるらしい。
軽いと寒い気がしてしまうのだ。
便利になってもそれに身体がついていかないと宝のもちぐされになりそうだ。

/警報
やばい、風邪引いたかも!?
なんだかうっすら頭痛、そういやうっすら寒気も…
工房で風邪っぴきに囲まれてたからかなぁ
うう、早めに治すぞ!





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Last updated  January 13, 2005 08:52:43 PM


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