日々のあぶく?

日々のあぶく?

July 20, 2005
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カテゴリ: 本
二千年以上前の中国の話、寵姫が臣下と密通したことを知った皇帝は、

臣下は咎められず、出世したが、二十年後些細な失態から親族もろとも滅ぼされた。
そんな話が冒頭にある。
そんな話の後に続くのはどんな話なのか―?

結晶・村川教授の下で働く研究者・三崎は教授へ送られた中傷文の犯人探しのため、
   村川の妻を訪ねる。彼の女関係は幅広く、犯人探しも困難なようにも思えた、が。
   ちょっとしたどんでん返しから誰もの足元が緩む…。

残骸・権力者の娘婿になった男。愛する娘、哀れな妻。


予言・自分だけが知らなかった家族の姿。
   父は離婚して、家を出た。
   荒れてバイクに乗る俺の下に同級生で優等生の椿が来る。

水葬・村川綾子は義父に手紙を書く。
   それを見つめるのは調査員である渋谷。
   静かに狂うは彼女か彼女の母か?

冷血・義妹が死んだことを調べて欲しいとほたるに頼まれた僕・市川律。
   今日も腰骨の蜥蜴の刺青が疼く。

家路・子供の居ない家庭、妻とのいびつな生活。
   恩師の死を知り、葬儀に出て思うことは…。

村川教授の周りの人々が描かれていく。

中心にいながら居ないような、でも、誰もの心の中に刺さった存在が浮き立たせるものとは?
ドキッとされられる台詞が随所にちりばめられている。





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Last updated  July 21, 2005 01:59:49 PM


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