日々のあぶく?

日々のあぶく?

August 27, 2005
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カテゴリ:
PRINCE CASPIAN

夏休みが終わり寄宿舎へ帰る途中の駅のホームで4人の兄弟、
ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシィは強い力に引っ張られてナルニアへ呼び戻される。
彼らが王座を去ってから数百年が過ぎ荒廃したナルニアでは、もとナルニアの住人(人の他にも妖精やもの言うけもの小人や巨人など)は虐げられ、隠れ住み、人間だけの国となっていた。

兄王を殺害し王座についたミラース王は女王が息子を生んだことから兄王の子、甥のカスピアンの命を狙う。
乳母や混血小人のコルネリウス博士からもとナルニアのことを聞き、
憧れを抱き、元に戻したいと願うカスピアンは逃亡中に元ナルニアの生き残り、
アナグマの松露とり、黒小人族のニカブリク、赤小人のトランプキンに助けられる。

追い詰められたときにカスピアンが吹いた(もとはスーザンがサンタクロースに貰った魔法の)つのぶえによりピーターらが呼ばれる。
アスランも戻ってきて迎える幕引きとは?

冒険と戦いが詰まった物語。
つのぶえの魔法の力で異世界から呼ばれた様を兄弟たちは
「アラジンと魔法のランプのジンが呼ばれた時のようだ。(彼がどこから、どのようにきたのかがわかる気がする)
そして、呼ばれる側としてはあまり気持ちのいいことでもないことが分かった」
と言っている。
魔法の力で異世界から別の世界に生きるものを呼ぶというのは多くの物語で扱っているが、人間が呼ばれる側にたっているのは珍しく、面白い。
「ライオンと魔女」ではトラブルメーカーだったエドマンドがかなり成長しているのが見て取れる。
カスピアンの先祖、テルマール人も実は人間(アダムとイブの子、まぁ、海賊だが地球人という意味)ということで最後の帰る場面は不思議でありながら説得力あり。





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Last updated  August 28, 2005 01:53:05 PM


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