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July 19, 2006

ありふれた生活2　怒涛の厄年・三谷幸喜

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(100505)

カテゴリ：本

2001.9.25～2002.12.25まで朝日新聞に連載されたエッセイをまとめたもの。

母親の入院に始まり…舞台にTV、2年後の大河(新撰組！)も決まって、
捨て猫・ホイも家族に加わりおおわらわ。
友人であり、同じ劇団員であり、俳優としてのこの先も楽しみにしていた伊藤俊人氏の急逝、
同じく梶原善氏の渡米、主演が降板、二つの舞台の楽が重なるなど一喜一憂の日々。

舞台｢バッド・ニュース☆グッド・タイミング｣
では伊東四郎と角野卓造に漫才コンビのタッグを組ませ

舞台｢彦馬が行く｣

舞台｢You　Are　The　Top～今宵の君｣
では井上陽水に劇中歌を依頼。市村正親×鹿賀丈史の夢の共演になるはずだったが、鹿賀氏が突然の病で降板。
後任に浅野和幸を迎え何とか乗り切る。

映画｢竜馬の妻とその夫と愛人｣
木梨憲武＆中井貴一と三谷氏が同い年というのはなんだか面白い。

TVドラマ｢HR｣
日本初のシットコムの成功なるか!?
多忙な香取慎吾が本番までにテンションをあげてくるのにはプロ根性を感じる。

ミュージカル｢オケピ！｣(再演)
初演時主演の真田広之のスケジュールがあわなくなり、急遽、白井晃に依頼をする。
｢あの役を断るのは役者じゃない。後悔は後でする。今は、二つ返事でお引き受けします｣と難しいオファーを即答で受けた白井氏はさすがだ。

彼女は想像しているよりもずっと繊細な人なんだろうな。
エッセイにあまり出てはこないが、三谷氏の節々を支えているのは彼女だと伝わってくる。

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