日々のあぶく?

日々のあぶく?

September 6, 2006
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カテゴリ:
The Thief

映画なども英題はひねりなしがほとんど。(最近は邦題つけずに直訳・英語をそのままカタカナにしたものが多いけど)。
例えば「海の上のピアニスト」の原題は「1900」(主人公の生まれた年でもあり、名前がタイトルに)
これは原題のままじゃ日本では受けなかっただろう。

作者はアメリカ人。ギリシャに旅して影響を受けたというだけあって、ギリシャ神話やギリシャの島々をを想像させる設定。冒険ファンタジー。

何百年も前から、海と山とに囲まれた国々は争いを続け、お互い侵略を支配を繰り返していた。
ソウニス国は緑豊かな国アトリア征服を企むが、中立国であるエディスによって三国の平和は保たれていた。
一方、エディスには古の女神ヘファスティアがハミアテスという名の王(人間)に贈ったといわれる、不死と国を治める権利が約束された石の伝説があった。


その才能を買われ、メイガスの旅に連れ出される。
初めは反撥していたが、旅が進むにつれメイガスとは信頼が、ソフォスとは共感が、アンビアデスとの間は疑惑が生まれる。
目指すはアトリア領にある神殿にあるとされるハミテアスの贈り物。
この石を使ってソウニス王はエディスの女王を手に入れようとしていた。

読みやすく、二転三転する物語のテンポも設定も面白い。
作者の創作神話も興味深い。
続編が出ているので、そちらも楽しみ。

ジェン(エウジェニデス)・ソウニス国の牢獄に捕らわれた盗人の少年。皮肉屋。盗人の家系。ある目的のため、捕まったらしい。乗馬は下手。
メイガス・ソウニス国の王の助言者(メイガス)。物知りで力も強い。王に捧げるあるものをジェンに盗ませるため、彼を連れ出す。
ソフォス・旅の供をするメイガスの弟子。のん気でおしゃべり。知識はあるが、力は弱い。
アンビアデス・旅の供をするメイガスの弟子。不愛想でプライドが高い。

ソウニス王・背が低く、ずんぐりとしている。髪は濃い金色。
エディス女王・王位継承は<ハミアテスの贈り物>を贈られたものとされるが、昔の王が隠したままになっている。石を持っている間は不死になるという。
アトリア女王・冷徹で有名な美女。

ヘフェスティア・山脈であり、火と稲妻の女神。母なる大地の神、父なる空の神をのぞけば、すべての神の最高位に位置する。二人を仲裁した時に地面を揺るがす力と稲妻を与えられた。
太陽・大地の神に作られた最初の男の神。

空・大地の神に作られ、夫となる。
セペルキアとスカンデル・大地と空の神の子供。川の神。
湖・空を映すために大地の神が作った千の女神。
人間・大地の山脈と雪から空が作り出した。
エウジェニデス・盗人の神。大地の神ときこりとの子供。約束を守らない空から稲妻を盗み、ヘファスティアに渡す。その時に不死身となる。
モイラ・人間の運命を記録する神。
オケアヌス・大洋の神。
アラクトス・盗人を入れるなと命じられた神殿の守護神?
ハミテアス・山の谷の王。稲妻で燃える世界の中心にいるエウジェニデスを助け、贈り物を授かる。

ディストピア~暗黒の大地。溶岩が固まって出来た場所。





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Last updated  September 7, 2006 02:55:36 PM


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