日々のあぶく?

日々のあぶく?

February 10, 2007
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物語を声に出して読むことで(ランダムに)呼び出せる設定が魅力的。


メギーは本の修復士の父と二人暮し。
母親は小さい時に遠い所に行ってしまったらしい。
角の生えたテンを連れた"ホコリ指"と名乗る火の芸に長けた怪しい男の訪問があったことから
メギーは父に連れられ、母親の叔母・エリノアの家に行くことに。
しかし、カプリコーンと呼ばれる男に父が攫われ、助けたいと思うメギーも巻き込まれていく。

メギー・フォルヒャルト~主人公。本好きの12歳の少女。
モルティマ・フォルヒャルト(モー・魔法舌)~メギーの父。古い本を修繕する仕事をしている。妻・テレサは9年前にある事情で姿を消す。

ホコリ指~火のショーをする曲芸師。顔に大きな傷跡がある。
グィン~ホコリ指と一緒にいる頭に角が生えた小動物。
カプリコーン~人を不安にさせるのが楽しい極悪人。「闇の声(インクハート)」という本を捜し求めている。コッカレル、バスタ、つぶれ鼻など手下多数。
モルトラ(カササギ)~カプリコーンの世話を焼く老婆。
ダリウス~カプリコーンに連れてこられた元教師。本を読み上げていた。
ファリッド~「アラビアンナイト」の中からモーによって呼び出された盗賊の少年。
フェノグリオ~「闇の声」の作者。老人。
レサ~カプリコーンの下女。声が出ない。
<影>~物語の中でカプリコーンに従う不死の怪物。

ネタバレあり
偶然、その能力を手にしたモーは「闇の声」から呼び出してしまったカプリコーンやホコリ指の変わりに妻を失う。

テレサはレサと呼ばれ、カプリコーンの元で働かされていたが、ホコリ指に協力したりもしていた。
モーの能力はメギーにも受け継がれており、メギーはティンカーベルなどを呼び出す。
また、フェノグリオと協力し、彼の書き換えた物語を読むことで<影>にカプリコーンを始末させ、その<影>自体も消滅させる。
だが、その反動でフェノグリオが本に取り込まれてしまう。
メギー、モー、テレサはエリノアの家で一緒に住むことに。





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Last updated  February 10, 2007 01:29:31 PM


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