日々のあぶく?

日々のあぶく?

August 23, 2007
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新ヨゴ皇国の第二皇子・チヤグムの体には何かが宿っていた。

暗殺されかけたことを知ったチャグムの母は彼を女用心棒・バルサに預ける。
逃亡の旅に出ることになった二人は、
あちらの世界<ナユグ>からこちらの世界<サグ>を見守り、
100年に一度だけ交わる精霊の存在を知る。
チャグムに宿った卵は国に災いをもたらすものか否か―

時を重ねるごとに塗り替えられ、曖昧になる伝説、
勝者の歴史と敗者の歴史から読み解かれる真実。

かつて同じように運命に翻弄されたバルサの心の交流、
一筋縄ではいかない呪術師・トロガイとその弟子で薬草師・タンダとのホッとする一時、
帝国の影を担う暗殺者<狩人>との攻防と和解、
<ナユグ>から卵を狙うラルンガとの戦いなどが描かれる。


バルサ ~女主人公。30代
       父はカンバル国の王の主治医だったが、政権交代の陰謀に巻き込まれ殺され、
       父の親友・ジグロと共に逃亡、彼に育てられながら戦い方を学ぶ。
チャグム~新ヨゴ皇国皇子。<精霊の守り人>となる。12歳
タンダ ~バルサの幼馴染。薬草師。先住民ヤクーとヨゴの血を引く。
トロガイ~当代最高と噂される呪術師。老女。

ヒビ・トナン~聖導師。星を読み、国の行く末を読み取る


モン~<狩人>のリーダー


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水の性質を持つ精霊の卵は雲を吐き、国に雨をもたらす大事な卵だった。
無事に卵を守ったチャグムは、終われる身から一転、
兄の病死を受け、皇太子となる。

彼女を想うタンダはそれを見守る(待つ)ことに。





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Last updated  August 23, 2007 09:03:35 PM


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