日々のあぶく?

日々のあぶく?

October 28, 2007
XML
カテゴリ:
直木賞受賞作だったような気がする。

吉原一を誇った花魁葛城は、身請け直前に忽然と姿を消した。
吉原に生きる魑魅魍魎の口から語られる、廓の表と裏。
徐々に明らかになっていく、隠された真実とは?

<語り手たち>
お延~引手茶屋桔梗屋内儀

庄右衛門~仙禽楼 舞鶴屋主人
虎吉~舞鶴屋店番
源六~同番頭

お辰~同遣手
定七~同床廻し

桜川阿善 ~幇間
大黒屋鶴次~女芸者
富五郎  ~柳橋船宿 鶴清抱え船頭
お種   ~指きり屋
地蔵の伝蔵~女衒

伊丹屋繁斎  ~客
信濃屋茂兵衛 ~客
西之屋甚四郎 ~小千谷縮問屋。客。葛城の身請け先だった。
田野倉屋平十郎~蔵前札差。葛城の"一番"の客だった。真相を知りつつ、陰で葛城を支えていた。



インタビュー形式の語り口、語り手は次々に変わっていくが、
読みやすく、紡ぎ合わせていくうちに見えてくる真相に引き込まれる。

14歳と花魁になるには遅い時期に吉原に来た葛城は、どこか風格があり、他のものとは違っていた?
周囲の信望、協力などを得、周りを巻き込みつつ、自らの復讐を遂げる。
(武家の血筋。家を取り潰されるきっかけを作った父兄の敵を討つため、遊女に自らなった)

風評から始まり、パーツを合わせていくと見えてくる真相。
そこに辿り着いた男は実は葛城の復讐の相手・武家の河野の家を調べていた御目付役の部下。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  October 28, 2007 05:17:31 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: