日々のあぶく?

日々のあぶく?

June 9, 2008
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カテゴリ: 本
図書館が書庫整理の時期は一気に大量の本が借りれるので良い。

ほとばしる熱い情熱。
「青春」というイメージがそのままここにある。といった感じの小説。
キラキラと眩しく、綺麗なものだけでなく、ドロドロとした感情、嫉妬、失望、希望、信頼、迷い、決意なども描かれる。

才能溢れるピッチャー原田巧は、引越しした先で自分の球を取れるキャッチャー永倉豪に出会う。
野球中心に生きる巧、病弱だが、大切な何かに気付いている弟・青波、
元高校野球の名監督である祖父・井岡洋三、
弟に過保護な母、どこかおおらかな父。
実力で全てを押し通せるとする巧は、中学野球部の監督と対立したり、

様々な事象にぶつかりながら不器用に、それでもまっすぐに進む。
そんな彼に惹かれ、引きずられ、挫折を経験、どこか悲壮な決意をする豪、
そんな中、野球だけだった巧にも変化は訪れる。
部長の海音寺をはじめ、部の仲間も個性派ぞろいである。
「バッテリー」シリーズのラストは良いとこで「え?」と言う感じですっぱり終わる。

「ラスト・イニング」は番外編。
巧に(ホームラン1本は打つが、他は)見事に三振に取られ、初めての敗北を経験した名スラッガーの呼び声高い門脇は、
名門高校への進学を取りやめ、巧と戦うためだけに地元の高校へ進学する。
門脇の才能を身近で目の当たりにし、高校進学とともに野球をやめた名策略家でもあった瑞垣も
行き場のない苛立ちを感じていた。
それぞれのやり方で巧(と豪のバッテリー)に応じていこうとする二人の姿が(主に瑞垣目線で)描かれる。





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Last updated  June 9, 2008 10:17:55 PM


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