日々のあぶく?

日々のあぶく?

September 6, 2008
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「月の裏側」の塚崎多聞が登場する短編集。


塚崎多聞~音楽ディレクター
ジャンヌ~フランス人。多聞の妻。日本の大学の客員教授でもある。
ロバート~イギリス人。日本オタクの証券会社勤め。多聞の友人。
美加  ~最強の大和撫子。通産省キャリア。多聞の友人。

~ネタバレメモ~

・木守り男
田代の漏らした「木守り男」の言葉を聞いてから、木にいる男を見かけるようになった多聞。


木守り男=コモリオトコ=子守り男
彼を見た後に災難が起こる?

田代~30代半ばの売れっ子放送作家。不思議な夢を見る大学の先輩。川べりにふたつの家を持つ。

・悪魔を憐れむ歌
死にたくなる音楽の歌い手を探す多聞が出会ったのは、彼女の父。

神津良祐~地元の名士。数学教師。
        死者の山を守る家の当主。山の声(鳴る音)が聞こえる。
        娘を死に追いやったのは彼女の夫だとし、
        彼を追い詰めるために彼女の歌をラジオから流すよう画策した。
神津麻子~五年前、当時25歳の時に失踪したとされていたが、家の山に入り、自殺していた。

・幻影キネマ

だが、ここが故郷のはずのメンバーの一人の顔色が冴えない。
彼がこの町で映画の撮影現場を見ると、悪い事が起こるというのだ―

幼い頃のトラウマと、偶然、彼女の死が彼の思い込みとなり、重くのしかかっていた。

・砂丘ピクニック
消えた砂丘の謎とは―


     現在、翻訳を担当する作家のエッセイの不思議を確かめるため、(鳥取)砂丘に来る。

・夜明けのガスパール
友人らと夜行列車に揺られながら怪談話に興じる多聞。
そのころ、多聞の妻・ジャンヌは突然、里帰りしたまま、1年間音信普通となっていた。

水島~医者
黒田~東京地方検察庁検事
尾上~ミュージシャン

多聞は一人で育ててくれた父の危篤に対処出来ず、父の看病をしてくれたジャンヌが音信不通になったと思い込んだ。
だが、逃げ回っていたのは多聞。
ジャンヌからそのことを聞いた友人らが、協力、多聞の目を覚まさせた。





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Last updated  September 6, 2008 11:02:39 PM


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