日々のあぶく?

日々のあぶく?

October 7, 2008
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消防士として家庭を犠牲にしても人のために尽くし、亡くなった父親に反撥し、

サイボーグの異名を取る消防馬鹿である仁藤に挑発されて奮起し、消防士になった大山雄大。
今は現場配属だが、後に事務職に転向すれば、安定した公務員だと嘯き、
入れ込まないようにしていた彼だったが、外国人アパートを狙う連続放火事件の消火にあたり、
違和感から真相を探るうち、消防士としての正義と誇り、亡き父への思いに気付かされるのだった。

仁藤やオヤジさんをはじめとした消防士の面々、
遊び仲間でもある裕二、引きこもり中年で、情報通の守など、魅力的なキャラクターがそろう。
裕二は「それでも、警官は微笑う」の警官・武本の父親の工務店勤めという設定。


不法滞在の外国人がテーマに絡んでくる。
「それでも~」がハードボイルドタッチ(ハードボイルドあまり読んだことないけど)としたら、
これは「IWGP」っぽい軽さも交じっている。
適当にやり過ごそうとしていた主人公が、消防士として成長するとともに、
過去への思いを新たにしながら、自分の背負うものの重さを自覚し、覚悟する物語。

タイトルの「鎮火報」とは、消火後の消防車が鳴らす鐘のこと。
消火に使った水道代が、消防署に請求されるなど、知らなかった消防豆知識も興味深い。





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Last updated  October 7, 2008 11:50:23 PM


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