日々のあぶく?

日々のあぶく?

December 13, 2008
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カテゴリ: 本
by rule of crow's thumb (by rule of thumb=経験に基づく方法)

借金による傷を持つ武沢と入川は二人で詐欺をして暮していた。
武沢は過去の出来事からヤミ金業者から隠れて暮していた。
だが、その身に再び危険が迫る。
ある日、武沢の前に現れたスリの少女と出会い、彼女らもヤミ金業者に恨みがあることから
一緒に反撃を試みる―

気になって怪しいと思っていた人が、やはりでありました。


~ネタバレメモ~


武沢竹夫~46歳。タケさん。妻の死後、会社の同僚の保証人になった事から借金を背負う。

        借金の取立てのなかでも苛酷な「わた抜き」
        (返済能力の限界を超えた債務者から最後の金を奪い取る仕事)を担当。
        だが、自殺者(まひろらの母)が出たことを悔い、ヤミ金業者を告発。
        そのことが原因で娘を殺されてしまう。
入川鉄巳~45歳。テツさん。鍵を使った悪事を仕掛け失敗した鍵屋として武沢に近づく
        (借金により妻が自殺したという設定)が、実はまひろたちの父親。
        本名:河合光輝。プロの詐欺師だった。アナグラムが得意。
        病に冒され、離婚した妻子のことを調べ、妻の死、娘らの近況、武沢の事を知る。
        全て自分が詐欺師で離婚されるような人間だったからだと悔やみ、
        本物のヒグチの会社から金を奪取して資金を作り、
        劇団員を雇ってヒグチ(弟)のいるヤミ金業者をしたてあげ、一連の事件を企画。

        そして、彼らの和解を願った。自分の素性は隠すが、武沢にはばれる。
河合まひろ~スリをして生活費を稼ぐ。無記名(武沢から)で送られていた金は使ってなかった。
         スリに失敗して逃げる時に助けた武沢らのもとに一時、身を寄せることに。
         母の自殺の原因に武沢がかかわっていた事を知るが、許す。
河合やひろ~まひろの姉。7年前に母親が自殺してから普通の社会人として生きる事をやめた。

石屋貫太郎~やひろの彼。働き口がなかったが、事件後、マジックを生かせる職につく。

怪しいと思ったのは、テツさん。ぜったいヒグチ(弟・仮)とつながっていると思ったのでした。
でも、やはり作者の方が一枚上手で、テツさんが黒幕だったとは。
捕まえた武沢らをあっさり逃がしたのはおかしい、と思ってはいたが、そこまではよめなかった。
テツさんがまひろ&やひろの父親だろうということは分かりやすかったのに・・・





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Last updated  December 14, 2008 02:23:18 AM


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