日々のあぶく?

日々のあぶく?

September 8, 2009
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相変わらずの万城目ワールドだが、人知の及ばない力がない分、無理がある(笑)

豊臣家の末裔を本人に知られずにこっそり、でも、大阪中の男(条件あり)で守れ!
末裔が危機に陥る時、「大阪国」は立ち上がる―

~ネタバレメモ~

豊臣家を持ち出した為、残念ながら名字(名前)でネタバレしてしまうのがもう・・・。

国家予算が正当に使われているか調査する会計検査院の三人、松平、鳥居、ゲーンズブール(旭)。
不審な国家予算は日本が大阪国と条約を結び、長きに渡って使われていた。
それを認めないとした松平は大阪国と対立。
立ち上がった大阪国(18歳以上の男子。父親が亡くなる直前、秘密は受け継がれる)は、大阪を全停止して集まった!


女子になりたい幼馴染・真田大輔(父親が持ちまわり大阪国総理)を守り、
彼をいじめるやくざの息子で先輩の蜂須賀に立ち向かって大騒動を起こす。
それが、大阪国に予算を計上するのが面白くない内閣府から送り込まれた旭もかんだ計略に利用され、
大阪国と会計検査院との対立が生まれた。

大輔は中学生だが、父が総理で、真田家の男が代々豊臣家の末裔を守っていたため、
父から秘密を知らされる。
対立するが、死んだ父に反発し、秘密の受け継ぎを知らずに突っぱねていたことを知った松平が折れ、予算は今後も大阪国におりることになりそうだ。
旭は実は大阪出身で、女は知っているが見守っている、男だけが知っていると思っている大阪国の実体がみたいと偶然舞い込んだ仕事(計略)にかんでいた。

予算の使い道でもある、末裔の非常事態に大阪が全停止すること、これに意味があるのか・・・
だって、集まったところで末裔が助かる訳でもないのが分かるのに。
まぁ、末裔の為の名目で、大阪国(予算)維持のための集合ということなのだが。

粋なようだが、いかんせん設定の無理が祟って素敵さが生かしきれてないようなのが残念。





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Last updated  September 8, 2009 10:02:08 PM


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