自宅警備中に感じる諸々のこと。

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2003.08.09
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夜が明けないうちに、台風による警報は解除になった。
嵐の去ったあとは、嘘のようにクリアな青空と夏らしい積乱雲。
そういえば、ようやく夏らしい青空を見たような気がしたけれど、暦は秋へと移っている。

今日のイデタチは一寸サイケな柄の白のTシャツ(MISS SIXTYの)に黒のローライズパンツと赤いミュール。

「前回待ち合わせた場所で、7時に」
その待ち合わせ場所に差し掛かったところで、何故か記憶が蘇る。
「あ、あそこ彼のマンションじゃないかな?」
そういえば、さっき彼から電話があった。
「待ち合わせの場所についたら、電話してね。部屋で待ってるから」


「もしもし?私だけど。なんだかマンションの駐車場まで着ちゃった。」
「え?自力で着ちゃったの?凄いな。。。じゃ、そっちまで迎えに行くから待ってて」

待ってろと言われて素直に待ってる私じゃあない(苦笑)
此処まで来ればこっちのもの。彼のマンションまで歩いて2分。
エントランスで待ってると・・・人影がこっちに近づいてくる。

なーんか、Kさんビックリしてた(感嘆符つき)。
そりゃそーだ、私がたった一人でここまでたどり着けるなんて思っていなかったから。私も此処まで来れると思っていなかったからさ、私もビックリ。

一旦私の荷物を置きに行った後、食事に出かける。
今日は中華。大皿に乗った料理をシェアして食べる。

彼は食事の間も、終始機嫌良くしていた。酢豚の中のパインが苦手だとか、そういう他愛もない話をしていた。
電話で話した重い話が嘘みたいだった。



「これ、ハルシオンだよね?銀のシートのヤツ?それとも金の?」
「0.25の方だよ。持続時間が短くてキレがいいからね・・・」
彼の名前の書かれた薬の薬局の紙袋からは、ビタミン剤と一緒に銀色のシートが覗いている。シフト上、不規則な生活を送るうちに睡眠障害を起こす医療従事者も少なくない。彼もおそらくその一人だ。

その隣には資料。明日の講演の為の、医学雑誌からの論文のコピーだ。


「ねぇ、今日は飲まないの?それとも私のマイスリー飲む?」

「中途覚醒しちゃうかもよ」
「いいの。途中で目が覚めたとしてもそれはそれで。・・・一人じゃないって感じられるから」








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最終更新日  2003.08.11 21:51:45


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