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昨日夜ご飯を食べていた途中、突然水がジョロジョロこぼれる音が聞こえてきた。まさか、と思って子供に目をやると、やっぱり!! 子供がオシッコしている~~。家の子供は去年の夏にトイレトレを始めた。以来ボチボチ続けて、秋、家では完璧なんだけど外でトイレに行けないという問題に直面。そう、外でトイレに行けないの。外のトイレ、汚いから。人の家でならちゃんとできるんだけど。イタリアのレストランやお店などのトイレ、確かにあまり清潔ではなくて、私もイタリアに来た頃は困ったんだけど、だからと言って我慢するわけにはいかないじゃん。根性で(?)用を足すか、男性トイレの様子を見て(使った生理用ナプキンが散らばっているようなことがないため、男性トイレの方が奇麗なイメージがある)男性トイレで用を足す。ここまで汚いトイレに子供を連れて行ったことはまだないけど、でも、子供、外のトイレではできないらしい。せかっく「おしっこ」って教えてくれたのに、トイレに入ると「ノー」とモジモジし出す。人の経験を聞いて、木陰でやらしたらどうかということになり、その後外で立ちションをしてみようと何度も誘ってみたけど、こっちも「ノー」。外は寒いしねぇ。外に出る時は念のためいつもオムツをつけているんだけど、最近では外に行くとおしっこを教えてくれもしなくなっちゃった。何時の間にかしている・・・。そういうわけでまったく停滞中のトイレトレ。でも、最近はオシッコの間隔もかなり離れるようになったし(以前は面白がって一日中トイレに行きたがっていた)、家にいる時はもうほとんどこちらが誘わなくても自分から進んでオシッコもウンチもしに行く。家では完全なパンツ生活。だからそろそろ外にもパンツで外出したいなー。もうあんまり寒くないしそろそろ数時間くらいの外出だったらパンツで出てみてもいいよね、と思っていたのが昨日。・・・ちょうど、オシッコ洩らしちゃったちょっと前。最後にオシッコをこんな風に洩らしちゃったのって2ヶ月以上前のような気がする。だから昨日はビックリ。う~ん、やっぱりまだ少し様子を見た方が良いかなぁ・・・。まだ外に出て濡れさせるには寒すぎるし。いくら替えがあったとしても。3歳までにはオムツ取れるかな、なんて言っていたけどもう少しで3歳の誕生日を迎える子供。トイレトレって上手く進まないものだなぁ。
Jan 31, 2006
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もう私の頭の中ではHAMMERFALL=カーリングというイメージがすっかり組み立てられている(笑)。今朝、truemetal.itで以下のようなニュースを読んだ。 Gli Hammerfall hanno girato un video del loro brano "Hearts On Fire", presente su "Crimson thunder" (2002), assieme alla nazionale femminile svedese di curling che presto prenderà parte ai giochi invernali. Secondo le dirette interessate sembra la squadra si alleni e si carichi ascoltando la musica degli Hammerfall. Per l'occasione il brano è stato ristampato come singolo, edito solamente in Svezia. HAMMERFALLがトリノ五輪のカーリングのスウェーデン代表のための賛歌(応援歌)を提供したということは以前書いたけど、これはそれに続くニュース。バンドはその賛歌「Hearts On Fire」のビデオ撮りをスウェーデンの女子カーリングチームとしたんだそうで、代表選手たちは練習中にもHAMMERFALLの曲を聴いて気合いを入れている様子・・・(笑←なぜか笑いが込み上げてくる)。で、この機会にこの曲、スウェーデン国内のみでシングルとして発売されているということ。ちなみにこのビデオに興味がある方はこちらでダウンロード可能です。 せっかくだからやっぱりこのスウェーデンチームのカーリングの試合を観に行きたいんだけど、試合の日程が分からなくて、スケジュールが書いてあるところないかなぁと探していたら、ようやく発見!WINTER OLYMPIC ODDSのscheduleに全部の日程が載っていた。スウェーデンチーム、ちゃんとちょうど土日にかかって試合があるようで、この分なら観に行けそう。良かった。あとはチケットだな。日本×イタリア戦もある様子だけど、ごめん、HAMMERFALLの方が興味をそそられる(笑) 昨日、友達のところに遊びに行ったんだけど、彼女はショートトラックを観に行くんだって。オンラインでチケット買ったら、手数料15ユーロも取られたとか。高いなぁ・・・。私はチケットを直接買いに行く予定だけど、それでも前売りだからきっと手数料取られるんだろうなぁ。 そうそう、彼女のところへ遊びに行って気付いたんだけど、土曜日の日記に書いたリーヴォリまでのはずのトリノの地下鉄、途中のコレーニョまでしか終わっていないの。しかも、地下鉄自体の工事は何とか終わったんだけど、地下鉄の上の道Corso Franciaの工事がまだ全然終わってない状態・・・。これじゃ声を大にして終わったとは言えないじゃん・・・。本当に終わるの? と思っていた地下鉄工事、案の定予定通りには終わってないわけだ。やっぱりね、って感じ・・・。
Jan 30, 2006
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昨日夫が、「この町のチェントロのロカンダ(安い宿を差す言葉だと学校で習ったんだけど、ここのロカンダは3つ星ホテル並みに高い)の前にどこかの国のカーリングの選手が泊まっているらしい」と言った。前にも書いたけど、もうすぐ開幕のトリノ五輪のカーリング会場がうちから結構近い。この辺あんまりホテルないから、うちの町にも宿を取るんだろうねぇ。・・・が、ちょっと待て。選手って選手村に泊まるんものなんじゃないの??夫に、どこでそんな話を聞いたのか訊ねると、「だって、今日の帰り、ロカンダの前に『WELCOME TO THE CURLING TEAM』って書いてあったのを見たんだ。歓迎、って書いてるくらいだからどこかのチームが泊まってるってことじゃないのか?」。・・・う~ん、何か昔学校の旅行で出かけていくと、旅館に「歓迎 OO中学校」とか書いてあったああいう感じだねぇ。イタリアでもそういうことするものなんだ。・・・いったいこの垂れ幕はどういうことなんだろう?? 本当にどこかのチームが泊まっているの? ちょっと探り入れに行きたい(←野次馬精神)。 いやぁ、もうオリンピックも本当に間近だねぇ。一昨日も何やらオリンピック関係らしいバスが15台以上も連なって走っているのを見かけた。数えている途中で曲がっていってしまったので最終的には何台だったか知らないけど。いったい何の団体なんだろう、あんなに沢山のバスで・・・。 本当に終わるのか? と心配だったトリノ市内の地下鉄も無事に工事完了。2月1日から運行されるんだって。で、何とこの地下鉄、2月いっぱいは無料で乗りたい放題!このニュースを聞いた時、夫と、「もしかしてこれって急いで仕上げたから危ないんじゃないかっていう噂で誰も乗りたくないから? ただだって言えばリーヴォリの人には(地下鉄はトリノのポルタヌオーヴァ駅からコレーニョを通ってリーヴォリまで伸びている)物凄い便利だから試しに乗るようになって、乗らせ慣らしておいて癖を付けさせてその後も乗ってもらえるよう?」って話し合った。有り得るような有り得ないような・・・(笑)。ただだと言われると乗ってみたくなるのは本当で(笑)、うちもリーヴォリまで車で行って駐車料金を払わなくてもいいゾーンに駐車して地下鉄でポルタ・ヌオーヴァ駅まで行って、それからチェントロ巡りをするのも良いかなって思う。まだカーリングのチケット買わないと行けないし・・・。いや、チケットはピネローロでも買えるんだけど。オリンピック直前の来週の土曜日そうやってトリノに行くのも悪くないななんて思う。運行ししはじめたばかりで凄い人かも・・・。都内の朝の通勤ラッシュよりはマシだろうから大した事ないかな?
Jan 28, 2006
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私の甥エリック(一歳)、一歳の誕生日の翌日に手を火傷した。母親のステから電話があって、「エリックがストーブで火傷したから聞きたいことがある」って言われた時にはビックリした。彼らの家にはリビングに大きな薪ストーブがある。ガラスの扉がついているんだけど、エリックは熱いそのガラスの扉に手をベタッと触れて、火傷。ステはその時部屋の反対側の角度的に目の届かないところにいたそう。エリック、何かに掴まることなくひとりで何となく歩けるようになってきたところで、それまでストーブの周りには木の箱などを置いて近づけないようにしていたけど、この日に限って、木の箱の間を縫ってストーブに近づいちゃった。慌てて病院に連れていくと、1度と2度の間の火傷だと言われ、薬をつけて包帯してもらって帰宅。その日の夜はエリック、痛くてかなり遅くまで眠らなかったそう。・・・痛いよね。分かるよ。私も火傷が痛くて眠れなかった経験ってある。エリック、翌日はもうすっかり元気。良かった。でも、ぷっくり水脹れができていて、それで私に電話したらしい。 ・・・で? 何で私に電話なわけ? と一瞬戸惑った。だって、ステ、私がちょっとヒドイ火傷をしたことがあるなんて知らないわけで・・・一体何で? って不思議に思った。「去年の夏、タイキ(うちの子供)が駐車してあったバイクのマフラーを触って火傷したことがあったでしょう? その時は翌日は症状どうなっていた?」・・・なるほど、そういうことか。でもね、うちの子供が駐車してあったバイクのマフラーを触って火傷した時はあんまり大した事なかったんだよね。赤くなっていたけど、炒め物していたときフライパン触っちゃった、くらいの火傷で。ちょっと水脹れもできたけど、その日の夜痛がったくらいで、翌日にはもう全然気にもしていなかったし。あんまり参考にならなくてゴメン・・・。 その後ステ、旦那のイーゴルにすっごい怒られたって言った。目を離すならサークル(ボックス)に入れておけば良かったんだって。確かにそうだね。サークルに入れておけば安心だよね。でもね、その前に彼らの家の薪ストーブ、うちがしたみたいに周りに柵を作るべきだと私は思うの。だって、覚えている限り、家の子供が大人しくボックスに入っていてくれたのは歩き出す前くらいまでで、歩き出した途端、ボックスに入れようとする度猿みたいに人にしがみ付いてきてたもん。中に入れられるのやだ~、って。そりゃそうだよね。歩き出してからと言うもの世界が広がって、狭いところに閉じ込められておかれるのなんてゴメンだよ。だから、うちは子供が歩き出した頃、暖炉と階段を畳んだボックスや椅子でブロック、というのを止めて、暖炉と階段があるアングルをまとめて高目の鉄柵でガード。ちゃんと扉もつけて。扉の開け方も、子供が智恵をつけた時に簡単に開けられないようひとひねりある方式を用いった(←おかげで来客があると、「この扉どうやって開けたらいいの?」っていちいち訊ねられることもしばしば・・・)。この柵のおかげで、家の子供は家にいる時はのびのびできる。私も安心して子供から目を離せる。子供がいる家庭でストーブを野放しにしておくなんて・・・不可能だと思うんだよね、私には。ずーっと子供に目を向けているなんて無理。最近は子供ももうすぐ3歳で、熱いものにはむやみに触ろうとしない。でも、やっぱり万が一を考えると(って言うか、暖炉のガラス扉を開けて中の薪をかき回したがるからかなり危ない。最近は散々注意したおかげでやらないけど)、私はこの柵、まだまだしばらくは残しておきたい。うちにはそこに階段もあるし。 その日の夜、用があったイーゴルが家にやって来て、エリックの具合はどうかと訊ねたら、当然、その話になった。夫が、「イーゴル、お前もな・・・」と言いかけると、怒って声を上げるイーゴル、「何言ってんだ!? 俺はまったく関係ない! ステのせいなんだ! ステがちゃんと見てなかったから!」。サークルに入れておくべきだったというのは分かるよ。でもさ、子供って大人が思い付きもしないようなとんでもない行動を突然起こすことが当たり前のようにあるから、あのストーブは囲うべきだと思うよ、というこちらの意見に、「あのストーブは囲うには不便すぎる位置にあるから囲いようがない。むしろ、ちゃんと見てればこんなことは起きないんだ! 俺が見ている時は一度もこんなこと起きたことない!」とイーゴル。最後の一言がうちの夫が以前言ってたこととまったく同じ・・・。男の人っていっつも見ているわけじゃなくて自分の都合の良い時や時間のある時に子供を見ているだけで、そういうこと言うのね。じゃあ、同じ様に私も子供がいる時はなんにもしないよ・・・と捻くれたことを言ってやりたくなる。育児3年目を終えようとしている夫はさすがにそういう一言はまったく言わなくなり、むしろ、イーゴルに「いや、ずっと子供を見ているなんて実際には無理だって」と意見していた。そうなんだ。まだエリックは歩きはじめたばかりだけど、これがあと数ヶ月したら親よりも行動が素早くなるから、危ないものが目の前にある常態で事前に阻止がかなり難しくなる。ま、数ヶ月後にはもうストーブ使わないから良いのかもしれないけど。私だったらストーブの位置を変えてでもストーブに柵を作るけど。その方が何か自分が安心だもん。ま、家庭によりけりで考えが違うからこれ以上とやかく言うつもりはないけど。
Jan 27, 2006
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クリスマス、おばあちゃんに『ルパン三世』のアニメソングが入っているCDをプレゼントされた子供。すっかりそのCDは自分の物だと分かっていて、聴きたい時に勝手にステレオとアンプのスイッチを入れ、自分のCDを持ってきてケースを開けてCDをセット。ボタンを目茶苦茶に押していると思いきや、ちゃんとルパンの曲に辿りつけちゃう。凄い! どうして分かるの!? もちろん凄い遠回りしていることもあるけど。 ルパンの曲が始ると、「オッオ、オッオ、オッオ、オ・・・」と一緒に歌いはじめる(ところどころちゃんと言葉を言って歌っているけど基本的には全然歌えていない。歌ってるつもり)。ちなみにイタリアで放送されている日本のアニメ、MTVでの放送以外は主題歌がイタリア語に変わっていて、歌自体も全然違う。ルパンの歌もイタリア語。曲も違う。今年に入ってからまた(よく放送されている)ルパンが放送されだした。ITALIA1で月曜日から金曜日の午後1時40分から。子供は嬉しくて、その時間はテレビに釘付け。一緒に主題歌を歌い、ルパンに見入る。夫もルパンを観たいということで、私、毎日録画しておく。夫と一緒に夜また同じ回に見入る子供・・・。ルパン、『Fimbles(子供にとっては「ミンモ」)』同様大好きで、寝る前に「あした(起きたら)、フィッキ(コーンフレーク、食べて)、ミンモ(観て)、ルパン(観る)」と私に確認してから寝るのが日課となっている。 ルパンといえば、どうもFIAT500を連想する。日本ではルパンが『カリオストロの城』でFIAT500に乗っていたということがきっかけでチンクエチェンティスタになったという人が結構いらっしゃるようで・・・。ルパン、連載でも500に乗っていたよね? 去年放送されていたルパンに、500が出ていたのを覚えている。500といえば、『ドラゴンボール』の最初の方の回でも500が登場していたっけ。すぐに破壊されちゃったけど。 500の話は置いておいて・・・ルパンの歌を聴いていてふと思った。そういえば、日本のルパンの歌ってどんなんだっけ????私、ルパン三世のテーマしか覚えてない・・・。兄その2にメールで訊ねたんだけど、最後がこんな感じ、と言われても分からなかった。ルパンの歌でもいろいろあると思うけど、覚えている人います?? 分からないとすっごい気になるよね。 ちなみにルパンの曲が入っているCDを聴き終わると、子供、「(お)しまい。ルパン、ねんね」とCDを取り出し、CDケースにきっちり収める(←CDがおうちに帰ってねんねするらしい)。こういう行動って子供ならではだよなぁ。CDベタベタ触りまくりったり落としまくったりして手垢や傷がついちゃってるからいつ聴けなくなるかとこっちはちょっとビクビクしているんだけど、子供へのプレゼントだったわけだし、大人と同じことして嬉しがっているから好きなようにやらせている。このCDが聴けなくなったら、今度はちゃんとルパンのCD買おうね。・・・あるのかな、イタリアに。日本にはあるはずだけど曲が違うから「これ、ノー、ルパン!(これルパンじゃない、という意思表示)」と怒りだしちゃうかなぁ?? 試しに聴かせてみたいな。もうすぐ誕生日だからおじちゃんにネダろうか? ←って言うか実は私が欲しい(笑)。
Jan 26, 2006
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月曜日の日記に、土曜日の夜エリカに会ったって書いたけど、結構凄い話を聞いてしまった。エリカとアレは付き合って5年半になる。彼らが付き合いだした当時、エリカの元カレもアレの元カノジョも、寄りを戻そうと必死だったという話は聞いていた。アレの元カノジョの方はしつこくて、アレと別れてから2年半後もまだアレに連絡してきていたんだって。大変だなぁ・・・と思いながらも、当時は皆で話のネタにして笑い飛ばしていたっけ。 先日エリカに会ったら(もちろんアレも一緒に)、エリカ、「この間、誰から連絡があったと思う??」と私に訊ねる。まさか・・・と私がまず思ったのが、夫の元カノジョ。カノジョもしばらく、アレの元カノジョみたいに夫に食い下がっていて、今も何かと遠回しに存在をちらつかせている。あくまでも遠回しになんだけど。夫の兄弟や友達に連絡取ったりして。でも、あの女、エリカとは仲悪いはずだし・・・アレとも別に仲良くないし・・・そんなはずないか。いや、でも、あの女なら有り得そうな気もする・・・。それでももう何年も過ぎているからそんな馬鹿げたことはしないか・・・なんて考え込んでいたら、「アレの元カノジョよ」と先にエリカが答えを言った。ちょっとホッとしたと同時に、ビックリ。またアレの元カノジョ。今度は何の用があってか!? 前は下らない用事をつけてアレに電話したりSMSを送っていたけど、今回は一体何!?何でも、クリスマスを過ぎた頃、アレに電話かけてきて、「久しぶり~、元気~?」と一通りのお決まり挨拶をした後、アレ、「で? 何か用?」と訊ねると、「あのね、ずっと前あなたにスキーウェア貸したじゃない? あれ、パパのなのよ。返してくれる? パパ、使うって言ってるから」。アレ、言葉を無くしたそう。彼女からスキーウェアをクリスマスプレゼントとして貰ったことはあるけど、借りた覚えはまったくない。しかも、そのスキーウェアはプレゼントとして貰ったから、ちゃんと奇麗に包装してあったし、当然新品だった。彼女の父親のもののはずがない・・・。・・・彼女、狂った??アレは早速エリカに相談して、後日彼女に電話をかけて、「借りていた君のパパのスキーウェア、返すから(アレが働いている)店に取りにおいで」と言ったけど、彼女、結局来なかったって。恥ずかしいことしているって分かったのかな? 別れた後何年もこうまでしつこく男に執着するだなんて・・・何か、可哀相。この人、こうやって執着している間は絶対新しい男なんて見付からないし、見付かったとしても彼女自身は目の前の鯉に気付かなくて自分の中に生きている男に執着しちゃってその鯉を逃がしちゃうんだ。こうして執着が取れない間は幸せになんて絶対になれないんだ。夫の元カノジョはこのアレの元カノジョほどじゃないけど数年間は夫に執着していて、男を何人か逃がした。結婚まで話が進んでいた人とも破局になったって聞いた。今ふと思ったんだけど、実はこの夫の元カノジョとアレの元カノジョ、仲良しだったらしい・・・。類は友を呼ぶってヤツだな・・・。エリカに彼女のことどう思うか訊ねたら、「哀れな人としか思わない」。そうだよね、ここまで来ると哀れだね。 その後エリカに、彼女の電話やSMSで一番記憶に残っているものは何かと訊ねたら、「Adesso che te la sei trombata, e' l'ora di tornare da me」というアレへのSMS。「遊びはお終いにしてもう私のところに戻ってきて」とやんわり訳してみよう。・・・かと思ったけど、直訳(に近いもの)も書いておこう。「彼女(エリカ)とはもうヤッたんだから、私のところに戻って来ても良い頃よ」。その後、「あなたが本当に愛しているのは私だけだっていう事実にまだ気付かないの?」ってSMSも来たんだそう。その他にも上の文章と同じような内容のSMSが物凄い沢山・・・。うんざり、って言うより、ホント、ここまで来ると「哀れみ」しか抱かなくなるってエリカは言っていた。そうだろうなぁ・・・。可哀相だよねぇ、彼女。 恐い女だなぁ。こういう女って何をしでかすか分からないからいっそう恐いよね。
Jan 25, 2006
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夫の会社、毎月15日が給料日で、夫は自分の口座に振り込みをお願いしているため、給料は毎月夫の口座に振り込まれる。以前は毎月小切手手渡しだったの。小切手なんてシロモノ、日本では国際送金小切手しか見たことなかった。実際の生活でなんて一度も目にしたことなかった、普通の小切手なんて。イタリアに来たらそれが普通に使われててビックリ。あるときスーパーに買い物に行ったら、レヂで私の前に並んでいたおばあちゃんが「現金を持ち合わせていないから小切手で支払う」って、小切手に記入しはじめた(←おかげですっごい待たされたっけ)。で、小切手切って、支払い。スーパーで小切手だなんて凄い!! イタリアってそんなに普通に使われているわけ?? ってビックリ(←いや、スーパーで見かけたのはそれが最初で最後だったけど)。夫はと言えば、当然銀行から自分の小切手の冊子をもらっていて、銀行の書類と一緒に保管していた。日常生活でも、車を買う時、公証人への費用、家を買う時の手付金、などなど、小切手を何度も切っている。今となっては普通のことだけど、最初はビックリしたよ、小切手を使っているという事実に。 話が逸れてしまったけど、今日は給料について書きたかった。夫の給料がまだ振り込まれていないってことについて。夫の給料日は毎月15日。今月は15日が日曜日だったから16日に給料明細を貰ったんだけど、24日の今日、肝心の給料がまだ夫の口座に届いていない。夫だけじゃなくて、他の従業員にも届いてないらしい。で、昨日は会社ですったもんだ。給料が貰えないと従業員が怒ったそう。仕事が終わった後も社長が夫に電話をかけてきて、あーだこーだと話していた。給料の振り込みは社長のお兄さんが担当しているんだけど、社長曰く「兄貴は14日に銀行に振り込みを頼んだって言っている」。・・・でもさ、14日って土曜日で銀行休みだから頼めるはずないんだよ。嘘つくならもっと賢くなろうね。夫が秘書に聞いたところによると、その兄貴、19日の木曜日に銀行に振り込みお願いしたはずだって。だとしたらもう従業員の口座に振り込まれていてもおかしくないはず・・・。何かがおかしい。 夫の給料、何年も前に、翌月の5日に振り込まれていたことがある。その時は私、何も知らなくて、社長の兄貴が当時言っていたとおり「銀行のせい」だと思っていた。会社と同じ銀行の同じ支店に口座があるのにどうして振り込みに20日もかかるかな? さすがイタリア、使えない、って思っていた。でも真相は、この社長の兄貴、自分の会社の口座にお金をより長く置いて置くことで自分に利子をつけてもらって自分が儲けたいという魂胆があって、実は振り込みを銀行に依頼していなかった。何だよ、もう・・・。夏休み前にも今と同じように給料がまだ振り込まれていないと夫の会社で騒動があり、9月は嘘みたいに、15日に従業員の口座にお金が届いていた。10月も15日に届いていた。11月は17日、12月は19日・・・。おい、2日づつ徐々に遠ざかっているよ、1月は21日か? と思っていたけど、24日になってもまだ届かない・・・。いったいいつ届くんだろう、夫の給料。うちも給料入らないと困るの~。来月からはまた小切手に戻してもらった方が良いかな? 小切手なら銀行に持っていけばその場で口座にお金入れてもらえるし。毎月行くのがまた面倒くさいんだけど、給料がいつ届くのかを永遠と待っているよりはマシだしね。
Jan 24, 2006
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今日は甥エリックの一歳の誕生日。おめでとう!!もう一歳か。早いなぁ。人の子供って成長するのが早いと感じるよね。自分が毎日面倒を見ているわけじゃないから。昨日は親戚を集めて、そのエリックのバースデーパーティがあった。実はこのパーティ、私、水曜日まであるということを知らなかったんだよね。先週末に友人エリカから「日曜日一緒に(トリノの)パラッツォ・マダーマに行かない?」と誘いのSMSが入っていて、OKと返事したんだけど、水曜日にたまたま義母の家へ行ったら、「日曜日エリックのバースデーパーティがあるらしい」と言われた。エリカにOKと返事をしてしまった以上、そのパーティが午後なのか夜なのか知る必要がある。だって、パーティが夜ならエリカとの約束守れるけど、午後なら無理。義母に訊ねたら、彼女も知らないって・・・。何て計画性がないんだ・・・。義母に会っていなかったら、私たち、きっと2日前くらいまで知らなかったんだろう。早速エリックの親であるイーゴルに電話で確認したら、何時かはまだ分からないけど、午後多分3時くらいとの返事。そういうわけでエリカとの約束はお流れ。もう、去年末から会おう会おうと週末ごとに言っているから、この週末は絶対会おうね、と、結局土曜日の夜に会った。パラッツォ・マダーマにも行きたかったけど・・・また今度だな。さて、昨日のパーティなんだけど、前日の土曜日のお昼に夫、用があってイーゴルに電話したら、「明日は2時半におばあちゃんの家に来てくれ」と言われたんだそう。おばあちゃんの家でパーティをすることになったらしい。昨日、言われたとおり2時半ちょうどにおばあちゃんの家に着くと、まだ義母とパートナー、おばさん家族しか来ていない。待つこと30分・・・3時になっても誰も来ない。いったいイーゴルは何をしているんだろう?? 2時半に来いって人には言っておいて・・・と義母に言うと、「パーティは3時からのつもりらしいわよ。3時からって言うと皆3時半頃来るから皆には2時半からって言っておいたみたい」。・・・・・・騙された!! しかも主催者本人がまだ3時に来ていないだなんて。結局イーゴルが来たのは3時20分。皆が揃ったのは3時40分。パーティが始ったのが、3時40分。馬鹿正直に2時半に来た私たちは1時間以上待たされた。何だよ、もう。イタリアって時間通りに始ることってまずないよな、って久々に改めて思った。やっぱり時間ぴったりに到着するのはやめよう。だって、待たされている間、すっかりお腹が空いたうちの子供(パーティでケーキやピザが出てくるという予定だったため、お昼ご飯少ししか食べていなかった)、おばあちゃんの家の戸棚を漁りまくってクッキーやらジュースやら食べ飲みまくってたんだもん。何か漁りに来たみたいで迷惑じゃん。
Jan 23, 2006
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先日、FIAT500クラブイタリアの2006年の会員証・ステッカーが届いた。今年は各会員に『FIAT 500 - Piccolo Grande Mito』という本が出版社から直接会員の自宅に送られてくるそう。太っ腹だな。この本、本当は買おうと思っていたんだ。だって、10ユーロと安いんだもん。本屋で発見したら買おう、と思っていたんだけど(ちなみにこの町に本屋なんてものは存在しないので、本を買いたい時はトリノ市内に行った時立ち寄る本屋さんに入る)、買わなくてよかった! いつ届くかなぁ~。楽しみ!! クリスマスに夫がプレゼントされたのが、これまた500の本で、『Il meglio di QUATTRORUOTE - Fiat 500』。これも10ユーロと安かったから(安いというところがネック)買おうと思っていたところをプレゼントされた。『QUATTRORUOTE』は歴史のあるイタリアの車雑誌で、この本では過去にその雑誌に挙げられた500の特集を取り上げ、まとめている。私はまだ読んでいないんだけど、とっても勉強になるみたい。夫、暇を見ては熱心に読んでいる。私も見たい~。 最近我が家の500はガレージにて眠っている状態。外は寒いからねぇ。来月末までガレージを借りていて、3月には家の庭に戻す予定。1代目500のエンジンの方が今の500のものよりも調子が良いため、3月には1代目のエンジンを積み替えたいんだけど、義兄イーゴルのものが調子が悪いということでそれを去年貸した。2月には返してくれる予定だったんだけど、金銭的問題時間的問題でしばらくはそちらに手を回せないだろうから6月に返せればいいか? ってこの間イーゴルに言われた。いや、それじゃ困る・・・。今使っているエンジン、あんまり調子良くないんだ・・・。かからなくなっちゃったこともあるし。ただ、イーゴルの言い分は、自分の車は500のみで、エンジンがないと仕事にも行けなくなるから困る、そっちの500は毎日仕事に行くために使うわけじゃないんだからしばらく待ってくれって。・・・いや、でもさ、2月って約束を6月に延ばして、しかも「返せればいいか?」って曖昧な言い方ってことは、イーゴルの性格からするとあと一年くらいは返ってこなそうなんだ・・・。こっちは貸してあげた身で、弱く出るわけにはいかない。こっちもエンジンないと困るんだよ。いろいろ計画があるんだから。 ・・・・・・いったいどうなることやら。夫とイーゴル、このイーゴルの適当さと、夫の物事はきっちりした方が良い、な性格のせいで結構喧嘩になるんだ。
Jan 20, 2006
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昨日は歯医者さんに行ってきた。家族三人とも診てもらうため。まずは私。右上の永久歯の犬歯が歯茎の中で眠っているため。これ、どうにかしたいなぁ、と思って。レントゲンを持って相談に行った。私の犬歯、そう、歯茎の中で眠っている。この犬歯の乳歯が落ちたのが残った乳歯としては一番最後だったんだよね。で、その後歯が生えてきて、全然気にしてなかったんだけど、短大時代になって、その歯が虫歯になった時、先生が、「あれ? これ、乳歯だよ?」って・・・。そんなはずありません。乳歯はちゃんと抜けました、とプロの歯医者に刃向かった私(笑)。部分レントゲンを撮ってみたら、ほんとだ。中に永久歯が眠っていて、乳歯の根っこはほとんど溶けている。永久歯は大きくて、スペースがなかったため隣りの歯の根っこの方に向かって突き刺さるような形で眠っていた。取りあえず乳歯の虫歯を治療して、根っこが溶けているから落ちないように隣りの歯とくっ付けて固めてもらった。昨日は、別にそこが痛いわけじゃなかったけど、そのまま残しておくのも何かなぁと思って、診てもらいに行った。 先生曰く、「これね、このまま放っておこうと思えば放っておいてもいいものだよ。もう生えようとするようなことないだろうし。ただし、犬歯は大切な歯だから本来ならば下に降ろすべきだよね」どういう治療になるのかと尋ねたら、乳歯を抜いて、歯茎に穴を開けてゴム状の糸で中にある歯を少しづつ引っ張って、その歯が出てこられるスペースを作るため上の歯全部を矯正して、少しづつ少しづつ本来の有るべき姿にするんだそう。でも、ちょっと面倒くさい仕事だから先生はしてくれないって。良ければこういう細かい作業が得意な先生を紹介してあげる、って。気になるのが、値段。何千ユーロもかかるようだったら、金銭的にも無理だから、当分はこのままだな。とりあえずその先生の電話番号をもらってきた。今度予約入れて見積もりしてもらおう。 次なる夫の問題は、夫曰く、「どうやら、親知らずが成長しているみたいで痛い」。夫は数年前に親知らずでかなり苦い思いをしているので、親知らずが恐い。ちょっと痛み出すとすぐに診てもらわないと気が済まない。先生曰く、それは親知らずじゃなくて、奥の歯の歯茎と歯の間に歯石が溜まっていてそのばい菌が炎症を起こしているもの。そういうわけで奥歯の歯石を少し取り除いてもらった。で、後日また予約を取って歯石取りをしましょうということに。良かった、親知らずじゃなくて。 待っている人がいっぱいだったので、子供の歯は先生のところで助手をしている従妹のアンナに受け付けで診てもらう。上手に大きく口を開いてアンナの指示に従っていた子供。偉かったね、とアンナにブリオッシュをもらって喜んでいた。取りあえず子供には問題無し。今のように歯を磨いていれば大丈夫でしょうとお墨付きを貰った。良かった。心配だったんだよね、子供の歯磨き、充分かどうか。 帰りは6歳までの子供用の歯磨き粉のサンプル品とAZのサンプル品をアンナに山のようにもらっちゃった。これでしばらくは子供の歯磨き粉を買わないで済むな(笑)。この6歳までの子供用歯磨き粉、薬局でしか売ってないんだけど、気になっていたんだ、実は。フッ素が沢山入っているそうで、アンナに小児科の先生に指示されているフッ素のタブレットを使わない時だけこの歯磨き粉を使ってね、と念を押された。子供はフッ素タブレットあんまり好きじゃなくて口から出しちゃうことがあるので、本当は毎日摂るよう言われているんだけど、実際には摂っていないこともある。そんなときこの歯磨き粉で磨けばいいか。最近はどの歯磨き粉にもフッ素が入っているものだけど、フッ素の摂りすぎは逆に有害だって言うし、気を付けて取り扱わないとね。
Jan 19, 2006
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昨日SHAAMAN fan siteの方にアンドレ・マトスのインタビューの要約・翻訳を載せておいた。昨年5月に来伊したときのものなんだけど、興味がある方はこちらへどうぞ。他にもまだ2本イタリア語のインタを発見したから、時間の都合を見てそちらもそのうち訳してアップする予定。気長に待ってやってください・・・。メタルネタということでもうひとつ、HAMMERFALLのネタを。開幕まで23日と間近に迫ったトリノオリンピック。スウェーデンのカーリング代表チームの賛歌がHAMMERFALLの歌"Hearts on Fire"に決まったということ。さすがスウェーデン。メタル大国だ。選手の中にもメタラーがいたりして(笑)。・・・チケット代が一番安く手しかも会場が家から一番近いという不純な理由でカーリングを観に行こうと思っているんだけど、これは、せっかくだからスウェーデンの試合を観に行きたい! HAMMERFALLのフラッグを掲げていこう・・・って、持ってないよ、そんなもん!
Jan 18, 2006
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家の子供は暇さえあればお絵描きに夢中なんだけど、昨日はこんな絵を描いた。題して「マンニ」。絵を描いた時、「マンマ~、マンニ! カオ!」って言って見せてくれたから(笑)。子供はお友達サムエルのお母さんマニョーラのことを「マンニ」と呼ぶ。ちゃんと言えないから。そのマニョーラを描いたらしい。最初、髪の毛がなくて、「マニョーラの髪の毛どこ行っちゃったの? 髪の毛も描いてあげよう」と言ったら、ちゃんと上のように付け足していた。前の日マニョーラたちが遊びに来て、楽しい時を過ごしたのを思い出して描いたのかな? 沢山遊んでくれるマニョーラやサムエルだけじゃなくて、彼女の弟サイミルも来て、皆で一緒に遊んだから。サイミルのこと、かなりお気に入りで、帰る時「行かないで~」と泣き叫んでいた。ルパンの絵も描いて見せてくれたんだけど、その後すぐに顔を真っ黒く塗りつぶしちゃったから何がなんだか分からなくなっちゃって写真には撮れなかった。残念・・・。鼻の下が長くて本当にルパンっぽかったのに。今朝、従弟のパトリックが生まれたと連絡をもらった。一昨日の夜おしるしがあったということで、昨日は一日中もうすぐだと言っていたんだけど、無事生まれたということで良かった。またひとり従弟が増えたということで、家の子供も嬉しいと言っている。パトリックに会えるの楽しみだね。今日の夜病院に行ってこよう。
Jan 16, 2006
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1月2日、ミラノでCHILDREN OF BODOMのライヴがあった。ぜーったい行きたいと思っていたのだけど、忙しい毎日であれよあれよと日が過ぎていって、新譜を買いに行くのがかなりギリギリになってしまった。(イタリアでは)10月末に発売された彼らの新譜、11月に最近お気に入りのトリノのVia TarinoのCD屋に(店の名前知らないから通りの名前で呼んでいる)買いに行ったら、売り切れていた。で、聞いたらまた入荷するからまたおいでと言われたため、ライブ間近の12月31日にようやく買いに行った。・・・なのにそのCD屋、31日はお休みだった(泣)。「山に出かけるから休みだよー」とのほほんとした張り紙がシャッターに貼ってあった。何だよ・・・。はるばるトリノまで言ったのに(って言うか、出かける前に電話一本入れてみろって感じ?)。ライヴ前に絶対新譜聞きたいと思っていたので(じゃないと楽しみ半減だもんね)、他のトリノのCD屋を回ることにした。まずは品数の多いfnacへ。20.90ユーロ・・・。高い。18ユーロくらいまでなら何とか買う気になるけど、21ユーロは高い・・・。しかもVia Tarinoのお兄ちゃんのところに行けば新譜でも16ユーロとか17ユーロで手に入るものだから、余計に高いと感じる。他のCD屋も見てみるか、といろいろ回ってみたけど、売り切れだったり22ユーロ、23ユーロと劇高だったりして。結局時間と体力の無駄なので、ライヴ会場で直接買おうと言うことで夫と意見が一致。だって、ライヴ会場でバンドやレコード会社から直接買うと、10~15ユーロで入手できるんだもん、CD。20ユーロ以上出すのは馬鹿みたいな気がしない? どうせライヴまでにじっくり聞き込む時間もないんだし。イタリアのCDって、定価というものがないから、よっぽど大好きなバンドのCDじゃないと、値段が高いうちは買おうという気にならないんだよね。とりあえず誰かにコピーしてもらえばいいや、値段が下がったり、中古でみつけた時に買おうって考えになっちゃって。とにかくそういうわけで、新譜を聴かないままライヴに挑むことになった。ま、過去の曲全部暗記しているから楽しめないこともないだろう。
Jan 13, 2006
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今年は正月早々、厳しい社会問題に直面してしまった。って言っても、私はあんまり関係のないことで、イタリア不法滞在者たちの苦労話をいろいろ聞いただけ。イタリアに不法滞在している外国人は100万人とか言われている。結構な数だよね、これって。観光目的でイタリアに入国して、そのままイタリアに居着いちゃう彼ら。仕事を探して探して(もちろん違法で)、ちょっとでも仕事があると飛びつく。例え時給が低くても。しばらく前にイタリア国内の仕事を持つ不法滞在者に滞在許可証を出して不法滞在者を整理しようという法案があったんだけど、結局通らなくてその話は流れてしまった。私が先日話したのはアルバニア人とルーマニア人の不法滞在者。ルーマニア人はもう何年もイタリアで介護の仕事をしていて、この法案が上がった時、喜んで飛びつきたいと思ったそうで、通らなかったのがとても残念だと嘆いていた。本当は不法滞在なんてしたくないのに、でも、生きていくためにはこれしか道がないから、って。国には仕事がないから、って。アルバニア人も同じようなことを言っていた。まだイタリアに来て間もないアルバニア人もいて、彼はイタリア語があんまり上手くないから生きていくのも大変だって言ってた。滞在許可証もなく不法滞在している彼ら、具合が悪くなっても病院にもおちおちかかれない。病院では外国人旅行者はパスポートを見せれば検診・それなりの対処をしてもらえるのだけど、パスポートを見せると同時にイタリアでの住所も訊ねられるので不法滞在ということが後でばれてしまう。だからもちろん偽りの住所と電話番号を使わないといけないらしい。携帯電話を買う場合などは身分証明証と税金番号が必要だったりするんだけど、そういう場合は知り合いに名前を借りる。大変だよな。ろくにまともなサービスを受けられないまま生活しなきゃ行けないだなんて・・・。給料が安いとか嘆いている彼ら。ああ、こういう国に生まれた人たちはいろいろ大変なんだな、自分は恵まれているな、と思っていたら、彼ら、携帯電話を取り出して携帯の話をし出す。見ると、どれも最新モデルの携帯。それぞれ自分の携帯の機能と他人の携帯の機能を比べてあれこれ話し合い、着音を交換し合ったりする。・・・あの~、私の携帯、もっと全然古いモデルなんですけど~。彼らの携帯のようにビデオ電話機能なんてないし、テレビも観られなければ、mp3も搭載されていない。夫の携帯にいたっては、写真機能すらない、物凄いベーシックなもの。夫、あんまり携帯に興味ないし。ふつーに暮している外国人やイタリア人よりも、実は彼ら不法滞在者の方がハイテクだったりして、何だ、苦労しているって言っても、そんな携帯買うくらいのお金があるんじゃ結構良い暮ししているんじゃん? って思ったりした。ふとひとりのベルトを見るとD&Gだったし・・・。いや、実は盗品だったりして? 不法滞在者ネットワークで盗品を安く買えるらしいし。もうそれ以上は関わり合いになりたくなかったからそこまでは訊かなかったけど。不法滞在者って、もっと貧乏なイメージがない?? 最近の不法滞在者は全然貧乏じゃないんだなぁ、って思った。しつこいけど盗品だから(笑)??
Jan 12, 2006
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我が町では今朝から幼稚園の願書受け付けということで、早速行ってきた。州の法律からすると本当は去年9月から幼稚園開始のはずだったんだけど、町にひとつしかない公立の幼稚園はもう定員いっぱいで、去年、来年(=今年)からにしてくださいと言われていた。この町には公立の保育園(幼稚園に上がる前までの子供のみが通える)・幼稚園・小学校・中学校がひとつづつあり、保育園・小学校・中学校はくっ付いていて、我が家からは通いやすい位置にあるんだけど、幼稚園だけは遠い。辺鄙なところにある。公立の学校の願書の受け付けは中学校の事務がまとめて行っているということで、今日は中学校に出かけてきた。保育園のとなりに郵便局があるので、昨日友達に書いた手紙をまず送りに行く。郵便局で順番を待っていた間、いつものように大人しくしていてくれない子供・・・。郵便局にある手書きの振込用紙をぜーんぶ床にばらまいちゃって、先が思いやられた。中学校の事務所に行って、受け付けのおじさんに願書用紙をもらって、用意された机で必要内容を記入。書くこと自体はあんまりなくて、1ページ目に子供の名前や私たち親の名前、その他個人データを記入。2ページ目はカトリック教育を受けさせるか受けさせないかの選択、コースの選択、放課後活動が必要かどうか、両親が職を持っているかどうかなどの有無、プライバシーに関する承諾、3ページ目はカトリック教育(まただよ)を含め、活動・教育の選択、4ページ目は「子供が学校で起こしたダメージ云々は一切学校には責任がない、云々」の承諾。1ページ目以外には長々長々と文章が書いてあって、全部記入・サインし終えるのにすっごい時間がかかってしまった。当然その間子供が大人しくはしていてくれるはずもなく、床に寝転んでみたり近くにあったコピー機の電源切っちゃったりとか・・・。暇を見て用務員のおばさんが子供を見ていてくれたから何とか願書を出すことができたけど、彼女がいなかったらもっとすっごい時間がかかっていただろう。用務員のおばさんと話していたら、彼女の孫も今年幼稚園開始なんだって。ひとりは2003年1月上旬生まれで、先日3歳を迎えたばかり、もうひとりは今2歳半なんだそう。うちの子よりも1ヶ月先に生まれた学校の用務員をしているおばさんの(つまり学校にコネのある人の)孫が今年幼稚園開始ということは、よっぽど定員いっぱいだったんだろうな、去年。今年もかなりいっぱいなんだろうなぁ。最近子供が多いらしいから。受け付けのおじさんにうちの子は2003年2月生まれだから定員オーバーで受け入れてもらえないということはまずないですよねと押してみたら、まずないだろうって。本当は半日のみのコースを希望しているんだけど、半日のみのコースを選択するとあまり必要がないと思われて受け入れてもらえない可能性もあるからと、一日コースを選択しておけと言われた。受け入れてもらえる可能性を高くするために。いや、でも実際には半日コースに通わせたいんですけど、と言うと、心配ありません、いつでも好きな時にコースを変えることができるから、9月に幼稚園を始まる時にコースを変えてくださいって。・・・何か、ちょっとした戦いだね、受け入れって。何はともあれ、無事に願書を受け付けてもらってきた。あとは連絡を待つのみ。
Jan 10, 2006
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昨日で夫の2週間の冬休みが終わったので、私もこちらに復活してきた。遅れ馳せながら明けましておめでとうございます。皆さん、今年もよろしくお願いしますね!冬休みと言っても、前回の日記に書いた通り12月29日仕事に行ったし、30日も仕事だったし、31日も午前中だけ仕事だった。歳が明けて2日も午前中仕事、4日も仕事。何か全然冬休みって感じじゃなかった。冬休み中と言うべきか仕事の合間と言うべきか・・・クリスマス、大晦日、などのイベントはだいたい例年のように過ごし、2日はミラノにCHILDREN OF BODOMを観に行き、週末はトリノでバーゲンが始ったので、日曜日だけちょっと買い物に出かけてきた(物凄い人が沢山で物凄い疲れた)。休み明けということで、今日は、出っ放しだった休み中にまともにできなかった家の整理整頓・掃除をしなきゃいけないし、溜まったメールや手紙の返事を書かなきゃいけないからこの辺で。また後日冬休み中のことを日記にしようと思う。
Jan 9, 2006
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