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Dec 9, 2002
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カテゴリ: 雑話
昨日の夜、映画『ジャンヌ・ダルク』を観た。実は、ずいぶん前から観たいなと思っていたもの。
イタリアに来てからというもの、めっきり映画を観に行っていない。日本にいたときには月に1本くらいの割合で観に出かけていたのに。
というのも、許せないんだ、吹き替えが。イタリアの映画館に行くと、英語の作品もフランス語の作品もほとんどすべてイタリア語に吹き替えされている。吹き替えって、いくらうまく訳されていて、いくらうまく吹き替えされていても、やっぱりオリジナルの味が欠ける。だから、基本的に、映画を観るのなら原国語で観たい。
いつだったかな、『ゾロ』がテレビで放映されていた。バンデラスの吹き替えの声がちょっと高めで、バンデラスの持つ声と違うから不自然で、「この声優、あんまり合ってないよ」と夫に言ったら、「そうか? そんなことないけど? うまいじゃないか」。彼にとってはそれが自然ならしい。
夫曰く、イタリア人は基本的に吹き替え版に慣れているから、文字を追わなくてはならない字幕って不便で、作品を存分に楽しめないんだそう。

『ジャンヌ・ダルク』、観ての感想は、あんまり好きじゃなかった。もっと歴史的な部分を期待していたのだけど、ジャンヌ・ダルクという人間の内面を見つめる部分がかなりだった。

ジャンヌ・ダルク、イタリア語では「ジョヴァンナ・ダルコ」と言う。
ずーっと前、友達とビデオを借りに行く途中、彼女、「『ジョヴァンナ・ダルコ』観た?」と私にきいてきた。
私は何のことか分からず、「どんな作品?」と訊ねる。

「だから、誰よ、そのジョヴァンナって?」
「中世のフランスで神からお告げを受けて戦った女勇者」
「それって、ジャンヌ・ダルクのことじゃないの?」
「だから、ジョヴァンナ・ダルコってさっきから言ってるじゃない」
「・・・すると、何? つまり、ジャンヌ・ダルクはフランス名で、イタリア名では彼女、ジョヴァンナ・ダルコになるの?」
「そういうこと」
そういうことです。
だから、例えば、英国のエリザベス女王はイタリアでは「エリザベッタ女王」、チャールズ皇太子は「カルロ皇太子」と言われていたりする。
イタリア人め、個人の名前を勝手に変えるんじゃない・・・。分からないじゃないか。
あ、でも、日本人も毛沢東のことを「もうたくとう」と日本読みしているっけ。他人のことは言えないな。





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最終更新日  Dec 9, 2002 11:44:29 PM
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