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Nov 11, 2003
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首が痛くて眠い日ってある。最近ずっとそんなことってなかったけど、今日は首が痛くて眠い。ホント、久々だなぁ、こんな朝って。

ミラノに行くに当たって、車は、イーゴルとファブリツィオが提供。夫と私はイーゴルとステに同行。イヴァンとマヌエーレはファブリツィオと。私たちはカップル同士。あちらの3人は、ムサく、男だらけ。
ミラノの高速道路の料金所に着いて、私たちの後ろを追っていたはずの彼らを待つ。ところが、全然来ない・・・。
携帯に電話をして、どこにいるんだと問うと、「ミラノの料金所」。
このミラノの料金所、ちょっとややこしくて、そこからヴェネツィア方面の高速道路に向かうときは左側の料金所に入って料金を支払い、ボローニャ方面に向かうときは、右側で支払う。普通、料金所って払ったああとにこういう行き先の選択をするものだけど、ミラノの料金所はあらかじめ料金所に入る前にその選択をしないとならない。なんせ、料金所を出た後、右側と左側がガードレールで区切られてしまっていて、進路を変えることができないから。いや、ヴェネツィア方面に向かいたかったはずの人が間違ってボローニャ方面に向かってしまったときは、料金を払ったときすぐにそれに気付けば進路が変えられるようになっている。でも、逆はできない。
そんな状態の料金所。間違ってヴェネツィア方面に向かわないでね、ボローニャ方面だからね、と彼らに念を押したら、「え? 真っ直ぐそのまま来たんだけど・・・。今料金払ってるところ。今出るから・・・」。ボローニャ方面の料金所に彼らの車は見当たらない・・・。もしや・・・。もしやだ。ガードレールの向こう、ヴェネツィア方面に出てきたよ、彼ら。マヌエーレ、道知ってるはずなのに・・・。
「何やってるんだよ!! ボローニャ方面だろうが!! どうすんだよ!?」と窓を開けて叫ぶイーゴル。
たまたま、横に駐車場があって、そこから何とかボローニャ方面に彼らが入ってこられるということに気付いて、難なかったけど、ああ、ビックリした。

高速の出口を出て、左に曲がる。後ろを振り返ると、彼らがいない!! おい、どうして!? 信号とか何もないのに!! まさかまた間違えたんじゃ!!?
急いで電話。ちゃんと左に曲がったかと訊ねると、曲がったけど、その後、見失ったって・・・。おいおい・・・。二人とも、喋るのちょっと止めようよ。
今度も何とか合流。ああ、ヒヤヒヤする人たちだわ。

会場に着いたのは8時。早い。
オープニングの知らないバンドが演奏していた。
私たちは、そのバンドのことは全然無視。バンドTシャツをすぐに見に行く。
珍しくたくさんある。しかも、女物の小さいTシャツもある!!!!! 普通、ないのに。これはすぐに買い。ステとおそろいで。
マーチャンを売っている男の子に思いっきりイタリア語で話し掛ける夫。なのに返ってきた答えは、英語。そういえば、顔がイタリア人じゃない。すぐに私に通訳に入れと指示する夫。って言われても、私だって英語なんて分からないよ・・・。夫はどうも私が英語できると信じているらしい。3年半もイタリア語生活してたら、もう全然使うことのない英語なんて忘れるに決まってるのに。語学は生きたものなんだから。頑張って、片言で何とか意志の疎通くらいはできるけど、これで英語が出来るなんて恥ずかしくて絶対に言えない。
今回も、そんな調子。相手も、訛りからしてドイツ人らしかった。英語があんまり流暢じゃない。私よりもずっと流暢なのは確かだけど。
イタリアにヨーロッパツアーとしてやってくるバンドのマーチャンの売り子、ドイツ人だったりすることが多い。大抵がドイツのエージェンシーがヨーロッパツアーを企画するものだから、ヨーロッパをバンドと一緒に回るスタッフもドイツ人。そういうわけで、イタリア語が通じない場合が多い。
今回の男の子は、ちょっとイタリア語が分かるという感じ。たまにイタリア語の単語を口にしていた。だからこそ売り子に駆り出されたんだろうけど。


OVERKILLの演奏が始ったのは、9時20分頃。
会場は満員とまでは行かないけど、80%くらいは埋まっていた。
始るに当たって、私たちは前の方にいたのだけど、周りを見渡すと、ごっついアニキたちが沢山。このゾーンは激戦区になってマズイかなと、ちょっと後ろに下がる。
見渡すと、女の子が結構いる。目の前に、女の子たちだけが3人のグループ。この手のバンドのライヴに女の子だけで来ているって、イタリアでは結構珍しい。なんせスラッシュメタルだから。アニキが多い。もっと軽い音楽のバンドのライヴでも、女の子は男の子と来ているのが普通だし。
懐かしいな。私も女友達同士でこんな風にしてライヴに行ったものだ、日本では。

メタラーってムサイのが多いけど、ムサくてさらにワキガではたまらない。こんなんだから彼女できないんだよ、あんたたち。だってさ、カップルで来ているメタラーの男の子を見ると、やっぱりムサくてワキガって感じじゃないもん。彼女ができないメタラーには何かいけないところがあるんだろうね。ワキガ、とか。

ライヴは物凄い盛り上がって、ステージ上のメンバーたちも嬉しそうだった。
いや、しかし、彼らを観るのは2回目だけど、凄いんだわ。例えば、ヴォーカリスト、もう40歳で、18歳くらいの息子がいるんだけど、凄いパワフル。この間書いたIRON MAIDENのブルース・ディッキンソンも目じゃないほどのパワフルさ。パワフルすぎて、ライヴ中に倒れたことがある。
こんなにオーディエンスが盛り上がるバンドっていうのもあんまりいない。音楽が音楽だからっていうのもあるんだけど。人が人の上を飛び交う。激戦区では、もみくちゃ。何がなんだか分からない。
私はいつも通り、腕を振り上げて、ヘッドバンギングして、跳ねて、歌って・・・。3曲目にしてすっかり疲れて、歳を感じた・・・。もう30歳目の前だもんなぁ。
そういうわけで、首が痛い。頭の振りすぎ。日本ではライヴ中かなりヘッドバンギングしていたのだけど、イタリアではあんまりしないものらしい。こっちに来て日本と同じようにしていたら、「あんた、頭振りすぎで馬鹿になるよ」って言われたことがある。もう馬鹿かも・・・。
イタリアに来て、あんまりヘッドバンギングしないようになったけど、昨日は久々に沢山した。なので、久々のライヴ痛。満足な痛み。それだけライヴが激しくて楽しかった=楽しめたってことで。
本当に、久々にとっても楽しいライヴだった。さすがOVERKILL。ギターが一本抜けていたからちょっと音楽の質は落ちていたけど、激しさやカリスマ性でカバー。凄いバンドだわ。新しい曲でも古い曲でも、オーディエンス、かなり盛り上がってた。

帰り道、再び、ファブリツィオの車が消えた。おいおい、よっぽど方向音痴、というか、単に私たちの後をつければ良いだけなのに、どうして見失うよ!?
後でイヴァンに聞いたら、ファブリツィオとマヌエーレ、二人で音楽話に花を咲かせていて、イヴァンは眠くて寝たかったのに、二人とも声が大きくて眠れなかったって。と言うことは、やっぱり二人とも音楽の話に夢中になって、私たちの乗る車を見失ってたんだ。しょうがない奴等・・・。





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最終更新日  Nov 12, 2003 04:56:09 PM
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