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4回目の渡米になりました。
私の両親こと、 おとぼけ老夫婦
です。
久しぶりに会うので、とっても楽しみです。![]()
親孝行もしたいし、私たちが仲良くやってるところも見せて安心させたい。
が・・・・
海外でお暮らしの方には、きっと分かっていただけると思うのですが、
言葉の通じない両親を異国の地に長期招待するのは
そりゃ~
大変
なんですよ。
以前3回あそびにきたときも、
この老夫婦にはかなり 振り回されました
。
しかも、今回は 隠居の身
で来るので、滞在期間も倍以上。
共働きの私たちとしては、
一日中老夫婦を家においておく事になります。
帰宅したら、 家が焼けてなくなってた!
てな事も
、 可能性「大」
です。
ここで、老夫婦の為にお断りしておきますが、
この老夫婦、日本ではけっこうテキパキ物事が出来て、
自立心も強く、同年代のお友達と比べれば、
頭もまだまだキレルと、評判な2人なのです。
ところが異国の地に一歩踏み出した時点で、
自立心、理解力、考察力、実行力、
すべて ひっくるめて
失くしてしまいます。
しかも、「アメリカは無休の エンターテイメント
!
」という
気持ちでやってくるので、一日家でお留守番させると、
すぐ 「退屈・・・」
と愚痴がでます。
でも、1ヶ月以上仕事休んで、
老夫婦の面倒見る余裕が
私たちにある訳もありません。
で、私考えました。
ベビー・シッターならぬ、 老人シッター
です。
とは言っても、面倒見てくれる人を毎日雇うには値段が張るし、
なんとなく知らない人に老夫婦を預けるのも心細い・・・
結局、友人のケニヤ人に
「老夫婦の英会話レッスン」
という名目で
話を持ち出してみました。
これなら、両親も嫌がらないだろうし、
週2回のレッスンと宿題で
退屈解消してくれるだろうと思いました。
このサロメ(仮)さんは、
虐待された子供たちの
心のカウンセラーをやっていて、
辛抱強い
し、 やさしい
し、時間の自由もきくし・・・
ぴったりでしょ?
うちの老夫婦を扱うのは、
赤子の面倒をみるほど、
忍耐力
と 体力
がいるのです。
その上、 口が達者
ときているので、 たちが悪い
。
私からこの話を持ち上げられたサロメは、
(老夫婦に英語教えるくらい 朝飯前よ
・・・)
と思ったのでしょう。
快く、しかも 格安
な値段で引き受けてくれました。
サロメさんは、このあと
とんでもないこと
を引き受けたことに気づくのでした・・・
<つづく>