山行・水行・書筺 (小野寺秀也)

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小野寺秀也@ Re[1]:日本海夕陽旅行(1日目)(2026年6月15日)(07/17) 歩世亜さんへ 私は80歳にして初めて海…
歩世亜 @ Re:日本海夕陽旅行(1日目)(2026年6月15日)(07/17) 今晩は。 確かに海に沈む夕日は美しいで…
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2017.01.08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 2017年第1回目のデモに参加するため家を出る。雪は降っていないが寒い。いや、雪が降っていないから寒いのだ。仙台では、雪の降らない晴天の日は寒いと相場が決まっている。
 代謝が落ちているはずなのでもう少し厚着が必要かなと思っていたのだが、今のところ、去年と同じ服装でも間に合いそうだ。こうやって冬が越せれば、それはそれでありがたい。











元鍛冶丁公園。(2017/1/6 18:05~18:27)

 2017年最初の集会では、新年の挨拶と今年へ続く思いを語られる人が次々に手を挙げてフリー・スピーチに立った。

 「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。けど、こんなデモ、早くやめたいんだ!」と始まった主催者挨拶は、パブリックコメントの話題に続いた。福島事故に対する東京電力の責任がいっさい問われないままに、経済産業省は福島第一原発事故の廃炉・賠償費用の一部や他の原発の廃炉費用の一部を、送電網を使う時の「託送料金」に上乗せして回収できるようにするという政策が導入しようとしている。たった2か月ほどで「中間とりまとめ」が出され、現在、1月17日締め切りでパブリックコメントを集めている。
 政府が集めるパブリックコメントは、その内容はほとんど読まれず、どれだけ賛成、反対があったか、その数が問題にされる。それなら、一言でも、一行でも反対の意見を書いて出すのがいい。ネットにはたくさんの文例も載っているので、ぜひ参考にして多くの人が意見を提出してほしいと語られた。

 暮れも押し詰まった12月27日に8000Bq/kg以下の放射能汚染廃棄物を一般ゴミとして焼却する問題を議論した宮城県市町村長会では全首長の合意が得られず、半年ほど結論が先延ばしにされた、という報告が当日スタンディング抗議に参加された人から報告された。脱原発仙台市民会議では、半年後の全県合意を目指す宮城県の動きに対応するため、1月15日には県内諸団体との活動経験学習交流会、1月27日の松森焼却場見学会などを計画している。
 放射性ゴミの一般焼却は一旦延期されたものの、焼却に反対した栗原市などは放射能汚染ゴミの堆肥化、農地へのすき込みを計画しているという別の問題も明らかになった。集会でも、放射能ゴミを農地にすき込むことで私たちが毎日口にする野菜類が危険になることはないのかと心配する声もあがった。
 これは汚染されたもの、これは汚染されていないものと区別されている限り、私たちは自分で注意して自分たちの身の安全を守ることができる。それが、焼却で大気中に広くばらまかれたり、堆肥として農地に薄くすき込まれたり、建設用土として全国で使用されてしまえば、私たちには放射能から身を守る方法がなくなる。空気も土地も、私たちの生きる環境はべったりと放射性物質で汚染されてしまうことになる。
 低線量被ばくの影響に関する医学的知識はまだまだ十分ではない。十分ではないうえに、原発で金儲けしたいと考える政府と大企業とマスコミによって次第に明らかになる健康被害の情報は封じ込められている。将来、新たな低線量長期被爆の影響が隠しおおせなくなるほどはっきりと問題になった時、広く薄く拡散された放射性物質を回収することは不可能になってしまうのである。
 そのため、従来の放射施物質管理の原則は、汚染を広げないこと、できるだけ集めて管理することであったが、この原則は福島事故以降政府や行政、御用科学者によって捻じ曲げられてしまったのである。

 東北文化学園大学の震災復興と原発問題をテーマとした特別講座の最後の2回の講義について案内があった。1月12日、仙台原子力問題研究グループ、放射能対策支援室いずみ顧問の篠原弘典さんの「日本の原子力の歴史を問う」、1月19日、てらさわ小児科院長寺澤政彦さんの「甲状腺の異常と放射線被ばく チェルノブイリから福島まで」。ともに木曜日午後3時から4時半、東北文化学園大学1号館2階1257教室で開かれる。
 1月12日の講師の篠原さんが多田瑤子反権力人権賞を受賞されたこと、この賞の前回の受賞者は、辺野古や高江の反基地運動を牽引していた山城博治さんだったことなども紹介された。

 多田瑤子反権力人権賞を受賞された篠原弘典さんの講演会と受賞祝賀会が開催される(2017年2月19日(日)16時半からアエル6階の情報・産業プラザ・セミナールーム2)。出席申し込み方法は、FBの『 講演会・受賞祝賀会 』の頁に掲載されているが、会場の関係でできるだけ早く申し込んだ方がよいというアドバイスもあった。




元鍛冶町通りから一番町へ。(2017/1/6 18:32~18:35)

 集会が終わり、45人がデモに出発する。夜のデモのときにはいつも+1ほど露出補正をして明るく写るようにしているのだが、今日は補正なしで写している。だから写る写真はどれも暗い。夜なのだからこれが自然と思えるといいのだが、なかなかそうもいかない。
 露出補正をすればISO感度が上がって写真が粗くなってしまう。それも不満なのである。フラッシュを使う手もあるが、フラッシュ光の不自然さが嫌いなので使ったことはない。一応はあれこれ考えるのだが、知識も技術もないので、適当に妥協するだけなのである。













一番町を歩く。(2017/1/6 18:39~18:49)

 「暮れから正月まで、ぜひお話ししたくなるようなニュースはありませんでした」と主催者挨拶にあった。さすがに年末年始は政府も電力会社もたいした動きをせずに休暇に入ったのかもしれない。彼らが行動を起こせば、必ず(と言っていいほど)悪いニュースが伝わってくるので、こちらもひと休みできたということになったということだ。
 とはいえ、二つほど目に留まるニュースがあった。一つは、暮れのどん詰まりの28日、東芝株がストップ安で市場が始まったというニュースである。前日、東芝は、この12月に原発建設等を行うCB&I社の子会社CB&Iストーン・アンド・ウエブスター社(S&W社)を買収したばかりだが、その資産価値は当初の予想よりはるかに低く、損失が数千億円(たぶん5000億円程度)に上ることを発表している。子会社のウェスチングハウスの損失分を含めると東芝は一兆円以上の損失を抱えることになる。
 もう一つのニュースは、さらにもうひとつの日本の原子力企業・三菱のものである。三菱は、経営危機に陥ったフランスの原子力大手、アレバに500億円の融資を行うことを決定した。問題は、この融資がフランス政府の要請で、けっしてアレバの将来を見込んだ経営的判断だったとは言えないことである。これは アメリカでは資産価値がないとみなされている原発関連企業を東芝が次々買収して膨大な不良資産を抱え込んだ道を、三菱もまた歩み始めたのではないかと思わせるニュースである。

 世界的レベルで言えば、原発産業はすでに斜陽である。原発大国のフランスの最大手、アレバですら例外ではなかった。原発先進国アメリカでも原発関連企業は売却される運命にあるほど原発産業は不況である。とうの昔に世界は脱原発に踏み出しているのである。そして今、世界の原発企業をめぐる負債は、東アジアの後進国の愚かな企業に押し付けられている構図になっている。周回遅れの先進国(つまりは後進国)では、国も企業も原発があれば経済が回るという妄想を脱却できないでいる。そして、この国の政官民一体となってもっと周回遅れの国々へ原発を強引に売り込んで生き延びようとあがいている。
 エコノミストの中には日本の原発企業の抜本的見直しを期待する向きもあるが、企業ばかりでなく後押ししてきた政府も自分たちにとって好ましくない政治的判断を強いられる「抜本的な」見直しなんてできるのか、私は疑っている。
 いずれにせよ、国民を道連れにしないでほしい。かれらと心中なんてごめんこうむりたい!







青葉通り。 (2017/1/6 18:50~18:58)


 デモが終わって、冬らしくきりっと冷えた青葉通りのデモが来た道を戻って家に帰る。いつものようにワイン(今日は赤)を飲み、少し飲み過ぎたと思いながら遅い食事を終えた。まったくアルコールを受け付けない日も多いのだが、体を動かした日は飲めることが多いような気がする。
 いいあんばいの酔い加減で寝ようと思ったころ、義母の熱が高い、血中酸素量が低いと妻が言い出し、訪問医に電話をかけ始めた。状況を報告したら、即入院ということになって救急車を待つことになった。
 バタバタと入院の必要な荷物を二つの大きなバッグに詰め終えるころ、救急車が到着し、義母と付き添いの妻を送り出した。時計は12時を回っていた。眠る気になれなかったので、デモ写真の整理をした。どれも暗い写真で、RAWデータ写真の修正は楽ではないが、暗いものは暗く、それでいいんだと言い聞かせながら進めたが、半分も終わらすことができずに床に入った。

 そんな一日の終わり………。

読書や絵画鑑賞のブログ
かわたれどきの頁繰り(小野寺秀也)

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Last updated  2017.03.19 10:34:36
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