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窓の断熱性能は壁と比較するとかなり低い為です。
これらはトレードオフの関係にあります。
断熱性を高めて冷暖房効率を高めたいと同時に、窓を大きくし開放感も欲しいものですが、その実現の為にはやはりその分費用が高額となります。
私は熱伝導率が低いアルゴンガス入りのペアガラスを採用しましたが、壁と比較すると5/1以下の断熱性能しかありません。
さらにお金をかけてトリプルガラスを採用したとしても3/1以下の断熱性能です。
家全体にトリプルガラスを採用した場合、定価が高いだけでなく工務店さんの商社からの仕入れ割引き率が低く、100万程の追加オプションとなる為、冷暖房費でのペイは不可能と判断し採用しませんでした。
我が家は断熱等級は5ですが、これを6にするだけもかなりの出費が予想されます。
もしこれが断熱等級7となれば、壁の厚さを増やす必要がある為さらに高額です。(施工業者によって異なる可能性があります)
壁の厚さ変更が必要ということは、材料、建材の変更だけでは無く図面の書き換えや建築確認のやり直しが発生し、時間と費用が追加で掛かりますので、計画段階から断熱等級7で設計する必要があります。
こちらはロフト部分ですが、最低限度の窓の大きさを確保し私の中での両立が果たされたと感じます。
2030年には全ての新築住宅で省エネ基準が断熱等級5となる予定ですので、こういった制度変更を意識して少し先の未来を見据えた家作りも拘りの一つです。
断熱材については後日UPします。
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