エッセー・その他



やがて哀しき外国語 村上春樹


月の半分以上、
実家から東京へ通うようになって
通勤時間が異常に長くなったとき
これで週に何冊の本が読めるんだろう。。。
などと考えていたんだけど
実際は、朝は寝ちゃうし、
夜は疲れちゃって、集中できないので
まったく思ったようになりません。(涙
ほんとうまくはいかないものです。


でもそんな中でも少しずつ読めるのがこうゆうエッセーです。
村上春樹は、小説もいいけど
エッセーもなかなかおもしろいのです。


内容は、彼がアメリカのプリンストンにいた頃の
日常生活の中でのエピソードなんだけど
そこにいないココ日本でも
うんうんとうなずいたりして共感できることが多くて
しかもとても簡単な言葉で書かれているので
何度も繰り返し読みたくなります。


この本には、僕も僕なりの想い出があって
ある女性(かなり年下の)にこの本を貸してあげたのです。
そしたらすごく気に入ってくれて
それから彼女は、次々に彼の小説を読みはじめたのです。
そして僕に、いろいろ問いかけてくるんだけど
僕が読んだのってず~っと昔だから
全然答えられなくて、すごい悲しい思いをしたわけです。


そうゆう女性に限って、とても素敵なので
それ以来、村上春樹はよほどでない限り
近くのきれいな女性にはすすめないわけなのです。

06/11/16
オススメ度☆☆☆☆☆(男性向けかも?)





ローマ人の物語 
ローマは一日して成らず 塩野七生


あの高校生たちは、今頃世界史を履修してるのかな?
それにしてもバカらしい話です。

僕は、試験科目に世界史を選択していて
というより、英語と世界史にのみ力を入れていたので
なんで今は世界史が虐げられているのか
まったく理解できないんだけど。。。

まあ昔は、その2教科だけでもある程度の上位大学に
合格できたのだから、不思議なものです。

というわけで
この塩野さんの本は、忘れた頃に読み返すことができる
しかもゆっくり読めて
いつまでも読み終わらない
いわゆる都合のいい本なのです。

紀元前!460年
ローマより一歩先に最先端の政治体制をつくった
ギリシャのアテネ
「民主政体を機能させるのに
 民主主義者である必要はない」
ペリクレス時代の完璧なギリシア民主社会から
民主主義の本質が見えてきます。

06/11/29
オススメ度☆☆☆☆



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