『最後の記憶』・綾辻行人さん

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2003/06/03

(4)

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91880)

カテゴリ：読了本

波多野の母、千鶴が”早発性アルツハイマー”に。。。。

アルツハイマーには、家族性や遺伝性など多くあり、遺伝性だと５０％の確立で・・・
更に医師からは、”白髪痴呆”（通称）では無いかと言われる。
そういえば、突然、「白髪になり、ボケる前に異常なほどに記憶力がよくなる時期がある」という、症状。
この、異常に記憶力が良くなった　ある時に　波多野は母から子供のときの記憶（一番印象的な記憶）を聞かされる。
母が恐れるのは、バッタの飛ぶ音キチキチキチ・・・

公園で子供が無残に切られて殺害され、それを見つけた人だかりに遭遇・・・・・・その子供の顔を見たとたんに気分が悪くなり逃げ出す波多野。
そこで偶然、幼なじみの唯と出会う。

大学に入って、偶然再会して、あれから２～３年。
波多野は、大学院で”翼”の研究をしていたが、母の病気から、何故か休学・・・塾の講師をしている。
唯は、また波多野を助けたくなる。
そして、遺伝性のものなら・・・・・
と、母の母（祖母）の亡くなり方を調べに郷里へ。。。。
母は、養女だったというのは、あの異常に記憶力が良くなったときに聞かされていた。
だから、生みの母を捜しに・・・そして、その亡くなり方は・・・
そして、ドラマが・・・・・。

ホラーですが、うまいですね綾辻さん。
ドラマや逆転劇有ります。

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