2004/11/28
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カテゴリ: 読了本



阪神大震災をモチーフに・・・

「それまで」・・・
不幸にも両親を亡くし、親戚の家で寂しく育った少年。
一歳のときに神戸の戦災で両親を亡くした者。
在日韓国人で食堂を経営する代々の在日者の不幸。
動物虐待の少年。
母親からの虐待を受けて育った母子家庭の少年の、同類感を見出した奈々子への異様な執着。

「そのとき」
それぞれの状況での震災=
通りすがりの同じ震災者に、生き埋めになった人を助けるのを手伝ってもらったばかりに起きる 後々の悲劇。
そして、奇妙な殺人事件。

「それから」
食べ物も暖かいものも なかなか手に入れられない被災地。
ライフラインの復旧も時間が掛かっている。
やっと携帯テレビで見てみると、解説者が のんきに「これが東京だったら大変でした」と言っている。
今!そういう問題ではないはず!!なのに・・・
民間のボランティアや、自衛隊に助けられる。
役所の対応は非常に遅く、ちょっと違う。。。

そして、次々に起きる殺人=
奈々子の亡霊か??誰が犯人か??
例の**は、誰なのか??
どんなトリックだったのか???
***************************

谺健二さんは、阪神大震災の被災者。
こんな風に娯楽読物にすることは、どうか?とも思われたが、2年半で風化していってる今日。
読まれた方が、今一度あの出来事について考えを巡らしてくれれば・・・との思いからの執筆。






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最終更新日  2004/11/30 12:16:41 AM コメント(4) | コメントを書く


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