2005/02/04
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カテゴリ: 読了本

続きものでは無いので、どれから読まれても良いと思います。
内戦物を読まれて、フランコ政権時代の第二次世界大戦中のスペインを読んだ方が歴史的に順を追っているので解かりやすいと思います。
        。
        。
        。

カメラマン師岡弦(もろおかげん)は失踪した父親・俊一郎を追い、恋人の由芽子(ゆめこ)とスペインへ旅立った。
父は昭和11年スペイン内戦勃発と同時に消息を絶った祖父・将介を捜しにいったと思われる。
将介は当時、通訳官で赴任しており、内戦には外人兵士として参加したらしい……スペイン内戦と現代史の謎をつなぐ壮大な長編。

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スペイン内戦の起こった年1936年(昭和11年)は、日本では2・26事件が起こった年。
日本は、その後 軍国主義になり日独伊の三国同盟が結ばれ、やがて第二次世界大戦へ。。
スペインでは、内戦時ナチスの協力の元にフランコ政権となり第二次世界大戦ではナチスが参戦を求める中、中立を保った。

この作品は、スペイン内戦時期消息を絶ち、死んだとされた将介を探しに行く父(俊一郎)とその父を探しに行く息子(弦)の昭和57年頃。
しかし、スペイン内戦から第二次世界大戦、ドイツと日本の関係で数奇な運命を辿る人々。

今この現代にもスペインではテロ組織が活動し、爆破などをしているニュースを聞く。
日本では、第二次世界大戦は遠い過去の歴史、左翼とかも昔の話で、テロといえば新興宗教かオサマ・ディン・ラビン。

歴史はもとより、ミステリーとしても最後の最後まで”え~~~??”です。
非常に面白かったです。!






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最終更新日  2005/02/24 06:12:57 PM
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