『なかよし小鳩組』・荻原浩さん

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2005/02/21

(2)

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91904)

カテゴリ：読了本

どちらもユーモア小説。
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倒産寸前の弱小広告代理店「ユニバーサル広告社」のコピーライター杉山。
何と暴力団のＣＩ（コーポレート・アイデンティティ、企業イメージ統合戦略）に携わる事になってしまう。
いくら倒産寸前の会社とはいえ、よりによって暴力団のＣＩである。
引き受けてしまったものはしょうがない、何しろ「やりません」「できません」が通じない相手なのだ。
そんな相手＝小鳩組との、ＣＩ戦略をめぐるやりとり。

並行して語られる杉山個人のストーリー。
仕事にかこつけ家庭を顧みず、アル中スレスレの日々で失った、妻と一人娘。
三十過ぎのバツイチ、それが杉山。
妻は再婚し新しい家庭をスタートさせている。
そんな杉山のもとに娘の早苗が居候しにやってくる。
早苗はサッカーが大好きな小学２年生。

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解説の吉田伸子さんが、”荻原浩さんのユーモアは「秘伝のタレ」と称している。
笑いと同時に、胸の奥がぎゅぅっと熱くなる。”

本書もニヤリ、プププッととやってるうちに、物語に引き込まれ、暖かい気持ちになる作品です。

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最終更新日 2005/02/21　04:25:56 PM
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■コメント

Re:『なかよし小鳩組』・荻原浩さん(02/21)

123mao さん

これまたやられました。
毎度「この本、読みた～い」と書いている気が（笑）
『オロロ畑～』が楽しかったので、読まねばなるまい状態に入ってたのに読み逸れていました。
☆かよさん、荻原さんと相性が良さそうですね。
『ハードボイルド・エッグ』は読まれましたか？
柔らかいハードボイルド（？）でお薦めです！
(2005/02/21　09:42:42 PM)

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Re[1]:『なかよし小鳩組』・荻原浩さん(02/21)

☆かよさん

123maoさんへ
「オロロ畑～」も「ハードボイルド・エッグ」もまだ未読です。
「明日の記憶」が、なかなか廻ってこないので、この本を読んでみました。
荻原さんとは、相性が良いようです～＾＾
(2005/02/22　11:17:12 PM)

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