2005/09/17
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カテゴリ: 読了本
出版社/著者からの内容紹介

夫婦ふたりで平穏な生活を送っていた関口敏子、59歳。
63歳の夫・隆之が心臓麻痺で急死し、その人生は一変した。
8年ぶりにあらわれ強引に同居を迫る長男・彰之。長女・美保を巻き込み持ちあがる相続問題。
しかし、なによりも敏子の心を乱し、惑わせるのは、夫の遺した衝撃的な「秘密」だった。
『OUT』や『柔らかな頬』、『グロテスク』同様、世間という荒波を、揺らぎながら漂流していく主人公。
これまでの作品のような犯罪は出てこない代わりに、人々の日々の細部が、丹念につづられていく。
「これから先は喪失との戦いなのだ。友人、知人、体力、知力、金、尊厳。数えだしたらキリがないほど、自分はいろんなものを失うことだろう。老いて得るものがあるとしたら、それは何なのか、知りたいものだ」(本文より)
たったひとりで、老いと孤独に向き合うことを決意する主人公。
世間と格闘しながら、変貌を遂げていく敏子の姿は、読む者に大きな希望を与えてくれる。
私たちが生きる、ささやかで儚い日常という世界を舞台に、著者の新たな代表作が誕生した。

~~~~~~~~~~~~~~

う~~~~ん、今までとはちょっと違う路線=
こういう本の方が、女性受けするんだろうなぁ~。
私にとっては物足りませんが・・・
この意見は他の人にもあったようです。
そして、これがまるでアメリカと日本の関係のようだとも書いてらっしゃる人も居ましたね。
確かに、今まで重要な極面はすべてアメリカまかせの日本から、紆余曲折あれどひとり立ちする彼女。。。





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最終更新日  2005/09/19 10:54:11 PM
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