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2006.10.31
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テーマ: 心の病(7311)
カテゴリ: 憂慮すべきは…



警察庁発表の自殺に関する資料は こちら

交通事故死者数の推移は こちら

ムラ社会であったはずの日本、コミュニティに所属する人間はお互いを大切にし、助け合うのが当たり前だった。もはやそんなコミュニティは崩壊してしまったのか。自分が困ったり悩んだりした時に、誰かが声をかけてくれたり、励ましたりしてくれるというのはありえないのだろうか。

自殺する子供たち。彼ら/彼女たちは、いざという時に親や兄弟姉妹に助けを求めないのはなぜだろう。中高年(特に男性)の自殺も相変わらず多いが、管理職の世代も大きな責任を担わされているにもかかわらず、家族(特に妻)に相談しても無駄だと思うのだろうか。

アメリカ先住民の社会ではいじめも自殺もないと聞く。コミュニティの結束が強いというところが大きい。お互い助け合えるし、相談しあえる人間が近くにいてくれるのは心強い。

人間以外の動物は自殺しない。生きるのに疲れている犬や猫は見たことがないし、メスに嫌われたことを苦にして自殺したライオンなんていうのも見たことがない。動物たちは生きることそのものに必死で、本能はすべて生き延びるために働いているといっていい。

人間はなぜ自殺するのか?

江戸時代にはHARAKIRI(腹切り)の美学が存在していた。江戸時代に書かれた「葉隠(はがくれ)」という書物には「武士道といふは死ぬこととみつけたり」の下りがある。日本人には自決することの美学が早い時期から讃えられていたのだろうか。欧米人には理解しがたい「切腹」というセレモニーがかつて日本にあった。誰かに自分が腹を切る姿を見せることで、自身の誇りや名誉を訴えかけることができた。命の尊さよりも、恥を忍び、主君のために散るという美徳のイデオロギーを重んじてきたのが我々日本人の祖先なのだ。

戦時中には国のために死ぬことを恐れない教育が施された。国が一丸となって戦うという空気の中、コミュニティの結束力は国のレベルで最強のものとなったに違いない。ゆえに自殺者はほとんどいなかったであろうと思われる。今日死ぬか明日死ぬか分からぬ危機的な状況の中では、誰もが必死になって生きようとする。生のエネルギーははかりしれぬものがあった。戦争が終わったあと、終戦の知らせを聞かされずに、孤島で20年も30年も生き延びた残留兵の横井さんや小野田さんらは見事なまでの生命力をアピールした。

今の時代の自殺はおそらく「個の喪失」から来ているのではなかろうか。自分を「無」としてとらえ、存在そのものを抹消しようとする考え方が、いつのまにか我々の社会に浸透してしまったせいかも知れない。死ねばすべてから解放されるという考え方は決して好ましいとは言えない。残された人間には、自殺者に対する哀れみの感情以外何も残らないのが今の自殺だ。

「死んで花実が咲くものか」

与えられた命は全うしてこそ花実が咲くもの。決して自ら散らせるものではないのだ。






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Last updated  2006.10.31 10:41:46 コメント(4) | コメントを書く
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