峠幾三のちいさな発見・旅模様

峠幾三のちいさな発見・旅模様

2006/03/08
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朝、5時出発!




 雨の米子道を急ぐ。

 中国、岡山、瀬戸自動車道を通り、四国へ突入。

 西へと急ぐ。時速120~140キロ。

 途中、覆面らしきクラウンが見えるたびに警戒して走る。だいたい追い越してみると普通のおっさんだった。


 伊予で一般道に下りて国道を走る。

 さすが愛媛だ。みかん畑が多い。

 中山駅に後輩を迎えに行く。

 久しぶりに見る顔。中退した俺はあまり接点がなかったのだが、今回の旅行で距離が縮まればと思う。




これからの四国日記のために、メンバー紹介を。

 俺と同期の院生で今年卒業の  トラ 。  口癖は「デフォルト」、「我々は…」。

 俺を「こいつ」といいながら頭をどつくよくできた後輩  はるひ 。 口癖は「サクサクやったらええ」 

 はるひの後輩で、海苔のような眉毛の  食パン 。  笑いのセンスは全くなし(ごくごくまれに笑いの神が舞い降りる)。 

 次もはるひの後輩で担当教官からこう呼ばれるらしい  優香 。 時々、食パンに向かって「サイテー」とさらりと言ってのけるらしい。

 そして俺  峠幾三

 この5人で旅行を進めた。


 食パンを加えて、走り出したのだが、雨の高速道路300キロでかなり疲れていた。

 しかし、運転手は1日一般道700キロ走破の経験を生かし、ハンドルを握る。

 途中、みかん畑の中にポツリと踏み切りがあった。

 畑に溶け込んだ踏み切りは、雨の中でなんともいえない光景だった。



 まあ、ハンドルを握る者の特権である(かなり自己中心的)。あきらめてくれみんな(トラとはるひはもうあきらめているかも)。

 みかん畑の中を走る。道端にみかんが転がっている。これも愛媛ならではの景色だ。


 まずは、宇和島で弁当を買って、海沿いの水が浦という石垣の棚田が広がるところで昼食だ。

 本当はのんびり散策したかったのだが、あいにくの雨。

 風のきつい東屋で飯を食った。

はるひ が水が浦の歴史を調べていて、石垣の棚田の苦労を知った。体形が変わるくらいの重労働だったそうだ。

 土地はやせ、急勾配の棚田はつらかったらしい。


 こういった歴史も知りつつ見ると違った見方ができる。後輩に感謝である。


 飯を食った後、今日の宿泊地、愛南町の外泊にむかう。


 ひらすら眠る 食パン 。見事としか言うことができない。バックミラーを見るたびに寝ている。 

 外泊は、昔からの石垣の集落である。

 その中の民宿石垣荘にお世話になった。

 チェックインしてから はるひ と散策してみた。


石垣の道

外泊

廃屋?

カブ


 うろうろしていたら はるひ とはぐれ別行動に。


 海岸に停めた車からワンカップ大関を取り出し、港で飲む。


 少しきつい風だが気持ちいい。


 もう30分もいただろうか。人が通ることもなく日は暮れていった。

 町の酒屋によって雑談した。

 おばさんはきさくな人で、酒造りをしているといったらかなり話してくれた。

 「人生なにがええかわからんががんばって!」と励まされた。

 酒を買い、礼を言って出る。

 さっきのワンカップと合わせていい気分だ。



 宿に帰り、食事。


 鯛のお頭付きの刺身とグレの刺身が出ていた。

 量が多くて食いきれない。申し訳なかったが少し残してしまった。


 夜もう一度港を歩き、宿に帰ったらみな寝ていた。

 酒を飲みなおし、床についた。





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最終更新日  2006/03/08 06:50:04 PM
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